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歴史考察#125『砂漠の油田は遺跡から?!』
私たちの生活に欠かせないエネルギー源となる石油。
石油はどこからきているのでしょうか?
世界の石油の約3分の1は砂漠が広がる中東に埋蔵されていると言われています。
そんな石油はどのようにして作られているのでしょうか?
石油の起源は諸説あるようですが、一般的には、古代の生物の死骸が化学変化を起こしてできた化石燃料といわれていますね。
化学変化には、高温と高圧が関わっているとも。
砂漠、生物、死骸、高温、高圧...
たとえば古代、ひとつの文明が消え去るような強力な武器により、高温・高圧の状態が発生していたとしたら...?
そこにあった有機物が死骸となり、長い年月をかけて油田になったという可能性もあるのでは?!
ちなみにそうした場所では、ダイヤモンドも発掘されるとありました。
ダイヤモンドといえば、昨今では遺骨をダイヤにする技術がありますよね。
シルクロードのタクラマカン砂漠はかつて大都市だったと言われ、たくさんの遺跡が埋もれており、そんなタクラマカン砂漠を有する新疆ウイグル自治区内には、ジュンガル盆地のジュンガル油田、タリム盆地のタリム油田、トルファン盆地・ハミ盆地のトゥハ油田があります。
砂漠の遺跡、遺跡は古代都市。
そこに油田...
いずれにしましても砂漠には大きな謎とロマンがありますね。
いつかこうした砂漠を訪れてみたいものです。