歴史考察 #68 京都・稲荷山は古代の巨樹だった?!
みなさんは「柱状節理」と言う言葉をご存知でしょうか?
「柱状節理」は、海岸や山でよくみられる柱状の石の群れです。
ちなみに柱状節理の意味を調べてみますと、「マグマが冷却固結する際、収縮して生じる柱状の割れ目の節理」との説明が出てきます。
しかし、オルタナティブ歴史考察においては、「巨木の石化」という見解がなされています。
そして山というのは、そうした巨木の石化や巨大な動植物の石化、また、高熱で溶けた建築物ではないかとも言われています。
そこで今回は、リハビリと調査を兼ねて稲荷山登山をしてきました。
稲荷山は、京都市南部、伏見稲荷大社を有する霊山(海抜233m)です。
山頂までの参道には、数千もの朱の鳥居が建ち並び、往復4キロ、所要時間約2時間とありますが、途中、かなり急こう配の坂道が続きますので3時間以上は歩いたでしょうか。
(スマホの記録では、1万1千歩!!)
そして頂上を目指すスタート地点ともなる四つ辻に「柱状節理」があったのです!!
そしてそれはそこだけでなく、山肌がむき出しになっている箇所では見て取れ、そうした場所を手で触ってみますと、ぽろぽろと木くずのように崩れる場所と、すでにしっかりと石化した場所が混在しているのがわかりました。
通常、「柱状節理」がある場所にはたいてい滝や水の流れがあるのですが、山の中においても、いくつもの手水舎があったり、参道の横には川が流れていたり、滝があったり、谺ヶ池(こだまがいけ・新池)があるなど、山全体に水が存在することも見て取れました。
特筆すべきは、「神田」という場所で稲作をしていたことでしょうか。
いずれにしましても、稲荷山は「柱状節理」と「湧き水」の山であることがよくわかりました。
病み上がりのリハビリには少しハードでしたが、とてもよい有酸素運動になりました✨
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