古い洋館の庭に存在する植物には意味がある?!
週末、国の登録有形文化財に指定されている「旧徳力彦之助邸」を訪れました。
徳力彦之助氏は、西本願寺の絵所をつとめる家に生まれ、芸術に囲まれて生きた人だったそうです。
ハーフティンバーのチューダー・スタイル邸宅は、昭和12年に建てられ、現在は、ステンドグラス工房になっています。
残念ながら当日は門が閉められており、見学することはできませんでしたが、外観だけでも見どころは満載✨
まずは、洋館に定番となりつつある「シュロ」の木があることです。
「ソテツ」同様、洋館に植栽されていることが少なくありません。
次に、年季が感じられる赤煉瓦の塀です。
凸凹としている様は、「大丸ヴィラ」の塀を彷彿させます。
そして、今回初めて目に留まったのは、アロエのような色をした植物でした。
アロエにしては大きすぎると調べてみたところ、「リュウゼツラン(竜舌蘭)」という植物でした。
「リュウゼツラン」は、成長は遅く、花を咲かせるまでに数十年を要するものも多いそうで、100年(1世紀)に一度開花すると誤認されたことから、英語で“century plant”「世紀の植物」という別名があるそうです。
...ということで、新たな気になる植物を見つけたところで、本日、大阪を訪れたら、なんとこの「リュウゼツラン」に遭遇!!
場所は「大阪証券取引所ビル」
「大阪証券取引所ビル」はその昔、洋館だったんですよね。
「旧徳力彦之助邸」でみかけなければ、おそらく気づきもしなかったであろう「リュウゼツラン」
ほかにも洋館にないか調べてみたところ、ありました!!
旧竹田宮邸、BEATTY 邸、旧グラバー邸...
ステータスなのか、他に意味があるのか⁇
いずれにしましても、これからの洋館巡りは「リュウゼツラン」にも注目していきたいと思います^^