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歴史考察 #172 月は地球の写し絵だった?!

こんにちは、véritéです。

月の画像には平面地球図が含まれ、そこには地球の最も正確な地図が含まれているだけでなく、古い地図が存在する 2 つの失われた大陸も含まれている」という海外の見解があります。

それによりますと、地球で水がある部分は光を反射し明るく、陸地の部分は光を反射せず暗く映し出されているというもの。

そんな見解もあるんだと思っていた中、我が家でこんなことを体験しました。

こちらは、我が家の天井に映し出されたガラスの丸テーブルの影です。

丸テーブルが太陽の光を反射し、天井に丸い影を映し出したのです。
明るい部分はガラス面で、少し陰になっている部分は、ガラス面の上に置いたレースの布の部分です。

これがなんだか月のように思えたんですよね...
もし仮に地球がフラットで、上空に天蓋があるのなら、地上の影が天蓋に映し出される可能性もゼロではないですよね。

地上がフラットで天蓋があればの話ですが...

ここで思い出したのは「魔鏡(まきょう)」です。
魔鏡とはは、平行光線ないし点光源からの拡散光線を反射すると、反射面のわずかな歪みにより反射光の中に濃淡があらわれ、像が浮かび上がる鏡(特に銅鏡)

平面鏡の鏡面にわずかな(近くでは容易にわからない程度の微細な)凹凸があるため、日光の平行光線などを反射させると、凸の部分では光が散乱し暗く、凹の部分では収束し明るくなり、その結果として文様が現れる仕組み。

凹凸が微細であるため、近くでは通常の鏡に見えるが、反射光を当てる先の距離を数メートルほど長くすると文様が見えると。

古くは中国大陸の漢の時代から存在し、現在確認されている最も古い魔鏡は、紀元前1世紀頃、前漢の時代に作られたとみられる「透光鑑」と呼ばれる鏡だそう。

『日本書紀』の第五段の一書の1では、伊弉諾尊が、左手で白銅鏡(ますみのかがみ)を持ったときに大日孁貴(天照大神)が生まれた、という記述が有り、また、古墳時代の三角縁神獣鏡で魔鏡の現象が確認されているんだとか。

17世紀に入ると隠れキリシタンの間で隠れ切支丹鏡が作られ、禁止されたキリスト教の十字架やマリアなどを隠したまま浮かび上がらせ、それを崇拝してきたとも。

手作業による魔鏡製作は和鏡を製造する山本合金製作所(京都市)などが技術を継承しており、1974年、無形文化財保持者、山本真治(凰龍)が、悪用を危惧して先代が途絶えさせた魔鏡の復元に成功と。

「悪用を危惧して先代が途絶えさせた」ということ。悪用とはどのように?

ちなみに、1990年と2014年にローマ教皇へ隠れ切支丹鏡が献上されているのだとか。

月は物体なのか、はたまた地球の写し絵なのか?
いずれにしましても月へのロマンは尽きませんね✨

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