だから僕は何を辞めるんだって話
これがnoteへの初投稿になるわけだが,いきなり「辞める」に関する話をしようと思う.
ヨルシカ『だから僕は音楽を辞めた』
別にこの曲中のストーリーについて物申す訳ではない.何かを始めるだとか,辞めるだとかをしたことがある人間なら,この曲を聴いて何かしらの感情を得たかと思う.曲への考察や議論はyoutubeのコメント欄に任せる.
さて,話を始めさせてもらうと,
僕はこの曲が大好きであり,また同時に大嫌いだ.
そもそも「辞める」って何だ.
「辞める」とは同時に「選ぶ」ことだと思う.
そう,僕は「選ぶ」のが苦手なのだ.昔から,文理,学科,専攻...etc. と選択しなければならない箇所で常に逃げ続けてきた.選択肢の多いほうがいい,などといった大して考えがあるわけでもないセリフをかこつけて.
結局のところ,現在就職活動を目前にして具体的なイメージが沸かないのもこれまでの人生で選択という行為ができていないからだろう.
選ぶことで何かを捨てることになるのが怖い,とても.選んだ末,結果を享受しなければならないのも怖いんだと思う.後悔だけはしたくない,失敗は嫌だ,といったいかにも日本人的(?)マインドに滑稽なくらい支配されている.本気を出すのが怖い,みたいな言い訳と同レベだ.
僕だって信念があった
今じゃ塵みたいな想いだ
残念だ,今までの僕に信念は無い.そんな自分を見せつけられたからこの曲は嫌いだ.
でもなぜだか吹っ切れたのも事実.幸せな顔した人を憎いとは思わないが,化け物みたいな劣等感はあるな,だなんて思える曲だしね.
自分の嫌いなところを思い起こさせるから嫌いだし,それを見せてくれるから好きって,よくわからないな.でも大好きで大嫌いなんだ.
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こうは言ったものの,人生のモットーは「深く広く」だ.
欲張れるところまで全部欲しがる人生を過ごしたいから,「辞めた」と言い切れるほど一つのことに打ち込んだ人間が羨ましいのであろう.
ただ,近いうちに「辞める」をしようと思う.
それが何かはわからないけど,「辞める」を知った僕はきっと成長できると思うから.
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最後に,この文章を読む方がいるか定かでないが,
苦手としているアウトプットを練習する一つの方法として,また行き場のない思考の終点としてnoteという場所を借りようと思う.
それではまた.
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