翡翠を探した日
2022年5月、3日間の休みが出来たので以前から気になっていた翡翠が流れ着く海岸を目指した。
day1
群馬県まで関越道で一気に北上し、そこからは下道でのんびり日本海側へ向かっていく。
せっかくなので碓氷峠を通っていくことに。碓氷の旧道は連続カーブのリズムが心地よくて大好きな道。
有名な眼鏡橋。ちょっとだけ見学。
この橋の上は上がれるようで、かつて鉄道が通っていた場所を歩けるらしい。
またの機会に廃線歩きに来よう。
碓氷峠を抜けて軽井沢に出たところで渋滞にはまる。
軽井沢は夏がハイシーズンだと思っていたけど、中々の人出・・・
渋滞を抜けたら浅間サンラインで、浅間山の裾野を走り抜ける。
初めて走った道だけどこの道がとても良い!真っ直ぐな道なのであまり共感は得られないかもしれないけど、街を見下ろしながらスイスイ走るのが気持ちのいい道。
上田のあたりで昼ごはん休憩をしたら国道18号でずいずい北上。
道の駅しなので一休み。大分気温が下がってきた。
この辺りから空に暗い雲が立ち込めてくる。
そして段々と雪を被った山々が視界の奥にそびえ立つ。
上越市まで出ると夕日が垣間見え始めた。
もしかしたら日本海に沈む夕日が見られるかもしれない、とスピードをあげ真っ直ぐな18号線を駆け抜ける。
再び雲が濃くなり、日本海に沈む夕日は見られなかったが海辺へ寄り道。
海についてしばらくすると雷鳴が鳴り出し大雨が降ってきた。
上越市の宿で装備を乾かしてこの日は終わり。
翌日の翡翠拾いに向けて、しなので買った日本酒を飲んで休む。
day2
翌日は朝から快晴。夜のうちに乾ききらなかったズボンを荷物にくくりつけ、走行風で乾かしながら走る。
海岸沿いの国道8号を西へ、上越市から糸魚川市を目指す。
川の上流で削られた翡翠が流れ着くという石の海岸。
到着したときには翡翠探しに勤しむ人たちがすでに何人も。
石拾いの前にフォッサマグナミュージアムに寄り、翡翠の実物をどんなものか見る作戦。
なんとミュージアムでは旧車イベントがやっていた!石そっちのけで大分時間を潰してしまった・・・
寄り道を済まして石の海岸へ戻って翡翠探し。
どれも翡翠に見えてきたり、やっぱりこれは翡翠では無いだろと思い直ったり・・・
翡翠は正直よくわからなかったけどお気に入りの石をたくさん見つけたので満足。
SRに積んだトランクは石と日本酒でかなり重くなってしまった。
国道148号で松本まで降りてこの日は終了。
day3
この日は帰路。
ビーナスラインを走って、後はのんびり国道20号です。
晴れの美ヶ原は絶景です。ふとした時に恋しくなる景色。
1年に1回は走りに来ている。
遠くに見える高く連なる山々が美しい。しかしレンズの汚れが残念すぎる・・・
こういうところにズボラが出てしまって良くないですね。
帰り道はなんと下道も大月のあたりで大渋滞。
SRの油温もかなり上がってしまい、負荷をかけてしまったのでこの次のお休みは洗車・オイル交換・チェーンメンテで旅に振り回されてくれたSRを労った。おしまい。