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お父さんが大好きだった……わかって欲しかった思い

あなたは、
昔、我慢していた記憶などはありますか?


お父さん、お母さんに言いたくても、
言えなかったこと……。


学校の先生に、突然怒られて、
理不尽に感じたこと……。


いじめにあって、誰にも言えなかったこと……。

そのことをイメージしたら、どんな気持ちになるでしょう?


大人になった今、当時のことを思い出しても、
当時のような嫌な気持ちは思い出さないかもしれません。


当時のような気持ちにならないのはどうしてでしょう?


それは、記憶に蓋(ふた)がしてあって、
そこから出てこないようになっているからです。


けれど、その記憶は、
閉じ込めた記憶と、同じようなシチュエーションに
遭遇すると、ひょっこりと顔を出します。

ひょっこりと顔を出すシチュエーション。


そのシチュエーションは、当然ですが、一人一人違っています。

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例えば、こんなクライアントさんがいらっしゃいました。

「お父さんが好き」と言っちゃいけない……


子供の頃、

両親が離婚して、
お母さんと暮らしていたあけみさん(仮名)という方がいらっしゃいました。


お母さんは、働いていたので、
学校から帰ってくると、近所に住んでいた
おばあちゃんの家に帰っていたそうです。

ですが、おばあちゃんに、
別れて暮らしているお父さんの愚痴ばかりを聞かされたそうです。


お父さんが、どんなにお母さんに苦労をかけたかというお話をいつもされていました。

あけみさんは、お父さんが大好きでした。

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おばあちゃんにお父さんのことを
悪く言って欲しくなかったのです。

けれど、
本音を言うことは出来ませんでした。


おばあちゃんに、本音を隠し、

そして、仕事で疲れて帰ってきたお母さんにも、
苦労をかけたくないと、
作り笑顔で本心を隠すようになりました。


あけみさんは、子供の頃、
身近にいた存在だったお母さん、おばあちゃんに
本音を言うことが出来ず、ずっと我慢していたのです。

大人になってからも、それは続いきました。


誰に対しても、本音を言えず、
我慢されて生きてこられたのです。

そして、それは、当然、
お付き合いする男性に対しても同じでした。

ですが、我慢が限界にきて、「もう!いい!」となって、自分から離れてしまうということを繰り返されていました。

子供の頃に、
一番近しいお母さん、そして、おばあちゃんに
本音を言えなかった……。


その時、抑え込んでいた感情が、
お付き合いする男性に対して向けられていたのです。


「本当のわたしの思いをわかって!」
という子供の頃の抑え込んでいた思い。

本当は、お母さんに甘えたかった。


そして、お父さんと離れ離れになりたくなかった……。

そんな、過去に置いてきた思いが、
お付き合いする男性に対して向けられていたのです。


過去に置いてきた思い。


それは、今の自分では気づかない思い。

その思いを、自分の中にいるインナーチャイルドは、
今でも抱えているのです。

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