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農業で成功している人とうまくいかない人の差

いつもご覧いただきありがとうございます、ベンチャー農家のなかたく( https://twitter.com/venture_nouka )です。

”食の当事者を増やす。”をミッションに長野県須坂市で「りんご」と「ぶどう」を作っています。プロフィールはこちら↓をご覧ください。

先日「最強の個人農家」と「安定の農業法人」というnoteを公開したところ反響が良かったので、今回は「農業で成功している人とうまくいかない人の差」について書きました。

農業で成り立っている人から学ぶ

私が拠点としている長野県須坂市は、古くからりんごやぶどう、また時代とともにプラム、なし、もも、ネクタリン、プルーンなど様々な品種を栽培しています。

最近は、黄緑色で種が無く皮ごと食べられるシャインマスカットや、紫色で種が無く皮ごと食べられるぶどう「ナガノパープル」が人気です。

市内には100年以上の歴史がある長野県果樹試験場や農業試験場など信州を代表する最先端の研究施設があります。

私の家もそうですが、周辺には数多くの農家さん(農業で生計を立てている人)がいます。一般的には儲からない・不安定と言われる農業ですが、私はやり方次第であると考えています。

そんな周囲の方を見ていて、共有するポイントがいくつかあったので、ご紹介したいと思います。

労働時間は縛らない

会社員であれば、朝8時くらいから始業して、夕方17時くらいには終業かと思います。

一方農家の場合は、朝5時から夕方7時が稼働時間です(繁忙期の場合)。休みなく稼働するわけではなく、昼休みや小休憩を挟みながらなので、想像よりかは辛くありません。

作物の生育状況に合わせて、適切に手を加えるといいうのが基本的な考え方になるので、朝8時から夕方17時しか働かないという考え方では、農業で生計を立てるのが難しいと思います。

適正規模で経営する

農業でネックとなるのが「人件費」です。

繁忙期になると猫の手も借りたいほど忙しいので、人を雇いたくなりますが、収穫量や収入に見合っていない人件費をかけてしまうとすぐに赤字になるのが、農業の特徴だと感じています。

農業で生計を立てている人に共通しているのは「基本的には家族経営」で「収入に直結する作業」の時に人を雇っているということです。

なので、稼働できる人数に見合った規模で栽培を行うのが、うまくいくコツだと思います。

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございました。

農業で成功している人とうまくいかない人の差は「労働時間を絞らない」、「適正規模で経営をしている」ということがわかりました。

このほかにもキリがないほど違いはありますが、2点をピックアップして紹介しました。気になった点や要望・質問は、ぜひコメント欄へ!

今後もこのnoteでは「農業」や「地方」を軸としたコンテンツをお伝えしていくので、ご覧いただければ幸いです。

農業の始め方に悩んでいる方は、実際に私が農業をはじめるために行ったことを以下のマガジンで紹介しているので是非ご覧ください。



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