【一致団結】家族経営が日本の未来を創る
いつもご覧いただきありがとうございます、ベンチャー農家のなかたく( https://twitter.com/venture_nouka )です。
”食の当事者を増やす。”をミッションに長野県須坂市で「りんご」と「ぶどう」を作っています。プロフィールはこちら↓をご覧ください。
先日、「最強の個人農家」と「安定の農業法人」というnoteを公開したところ反響が良かったので、今回は「家族経営が日本の未来を創る」について書きました。
家族経営とは?
私が考える家族経営は「家族が中心となり、教育や生活に困らない所得を稼いでいる」経営状態を指します。
日本の約8~9割は家族経営の個人農家で成り立っており、日本の農業を支えていると言っても過言ではありません。
また、大規模な農地で大型機械を有しているアメリカも実は家族経営が主流となっています。
日本の農業は家族経営が創る
桃栗三年柿八年というように、私たちなかむら果実園が栽培するブドウやリンゴは収穫までに数年を要します。
そのため、最低でも5年後を見据えて経営方針を考えなければなりません。そうなると、大規模な組織よりも小規模で連携が十分に取れている組織の方が圧倒的に有利になります。
先述したように本の約8~9割は家族経営の個人農家で成り立っているので、日本の農業を生かすのも殺すのも家族経営にかかっているのです。
小さな家族経営を始めよう
家族経営の重要性は伝わったと思いますが、実際に何から始めれば良いかといったときに、私は以下の2つが重要であると思います。
・長期的に働ける環境を作る
・女性の力を活用する
農業は収益を上げる(収穫)までに時間を要する産業です。そのため、長期的かつ安定的に働けるように努めるべきです。
例えば、怪我が発生しないように畑を整備したり、家族全員で栽培技術を学ぶ等があります。
また、女性の力を活用することは必須です。農業は力仕事だけに見えますが、実は知恵を使う仕事も多いのです。
なかむら果実園のお客様も女性の方が多いように、家庭での購入決定権は女性が持っていることが多いです。
そのため、女性目線での販売方法やPR方法が必須になります。私も最低限は関与しますが、ほとんどを奥さんに任せています。
このように長期的に働ける環境を整備し、女性の力を活用することで、最強の家族経営は実現します。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございました。今回は「農業のリスク」との向き合い方について述べました。今後もこのnoteでは「農業」や「地方」を軸としたコンテンツをお伝えしていくので、ご覧いただければ幸いです。
農業の始め方に悩んでいる方は、実際に私が農業をはじめるために行ったことを以下のマガジンで紹介しているので是非ご覧ください。
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