農業のリスクとどう向き合うか?
いつもご覧いただきありがとうございます、ベンチャー農家のなかたく( https://twitter.com/venture_nouka )です。
”食の当事者を増やす。”をミッションに長野県須坂市で「りんご」と「ぶどう」を作っています。プロフィールはこちら↓をご覧ください。
先日先輩農家に学ぶ「成功の秘訣」というnoteを公開したところ反響が良かったので、今回は「農業のリスクとどう向き合うか?」です。
農業における8大リスク
農業従事者でなくても災害や鳥害獣によるリスクは想像できるかと思います。上記以外にも、農業においては大きく8カテゴリのリスクが存在します。
1 価格リスク
2 収量減少リスク(自然災害・病害虫他)
3 人的リスク
4 財物に対するリスク
5 財務リスク
6 制度上のリスク
7 陳腐化・新技術導入のリスク
8 賠償責任のリスク
このように農業は常にリスクと隣り合わせの職業です。そのため、事前の予防や事後対策でリスクの影響をコントロールしたり、保険を掛ける等のリスク対策は必須と言えます。
リスクはチャンス
農業における8大リスクを知ってしまうと、一気にハードルが高くなると思います。
実際、日本における2010年の「農業就業人口」は約260万人で、その後は毎年10~50万人ほど減り続け、2019年には約168万人にまで減少しました。
しかしながら、そのリスクの裏にはチャンスがあります。
よく考えてみると、2010年以前は200万人もの人が農業で生計を立てていました。様々なリスクがあるとはいえ、生計と立てるのが無理ということは考えにくいです。
リスクに負けず、武器にする
起きるかわからないリスクに対して悲観していても無駄です。むしろ「リスクはチャンス」と考え、武器にできるように前向きに捉えていくことが重要です。
例えばですが、
・価格リスク→直販率を上げ、自分で値付けができるようにする
・収量減少リスク(自然災害・病害虫他)→品目や場所を分散、防除をしっかりと行う
など、できることは無限にありあます
リスクに負けず、武器にすることが農業を続けていく上では大事になってきます。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございました。今回は「農業のリスク」との向き合い方について述べました。
今後もこのnoteでは「農業」や「地方」を軸としたコンテンツをお伝えしていくので、ご覧いただければ幸いです。
農業の始め方に悩んでいる方は、実際に私が農業をはじめるために行ったことを以下のマガジンで紹介しているので是非ご覧ください。
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