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1億円手に入れたら何に使う?



「もし宝くじが当たって1億円手に入れたら何に使いますか?」


これは昔所属していた、とあるコミュニティにてワークショップのアイスブレイクとして使われていた話題だ。

当時一度考えてみんなの前で発表したが、こういうのは考えているだけで楽しくなってくるので、2024年版として記録に残したい。

なお「は?1億円なんてもらえるわけないでしょ(半ギレ)」なんて現実的なことを言う人とは仲良くできそうにない。

あくまで妄想の話であり、その妄想から自分のお金に対する価値観、さらには根底に潜む欲望が見えてくるのではないかと思うのだ。

また、本当のことを言えば、9000万円くらいは貯金してFIRE達成!と言うところだが、あまりにも面白みがないので、その回答はなしとする。

それでは。
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1 スタバと松屋のメニュー全制覇

「いきなりしょぼいの来たな!」と思うだろうか。
しかしこれは、結構お金に余裕がないとできないことだろう。

現状、松屋もスタバも時々のご褒美として行っている程度なので、中々メニュー選びで冒険することができない。

松屋であれば、牛丼並が一番の王道であり、頂点であると思っているので、そればかり頼んでしまう。

しかし他のメニューを頼んでもいないのに、ノーマル牛丼が一番だなんて確証はあるのだろうか?

それらを確かめるべく、常連として全メニューを制覇したいと思っている。


2 本屋で好きな本爆買い

これは全読書家の夢だろう。

本屋に行って、AとBで迷いどちらも買わずに帰る、ということが多々あるため、どちらも買うという選択肢を取りたいのである。

値札を見ずに気になる本を好きなだけカゴにぶち込む。

大量に買った本を毎朝のスタバ時間で消化していく。つまらないと思ったら途中で読むのをやめていい。お金は無限にあるからだ。

なんという贅沢。
日々の幸福度が爆上がりしそうだ。



3 髪の毛を金髪にする

私はあまりこれまでの人生で後悔していることはない。

ただあえて上げるとするならば、大学時代に一度も金髪にせず卒業してしまったことだ。

陽気な人柄ではないので、おそらく明るい金髪は自分には似合わないだろうが、一度やってみたい。

ただ金髪にするには、髪色規定のある現在の会社を辞め、髪色が自由の職場に入り直す必要がある。

とはいえ、今すぐ辞めるわけにもいかないので、莫大なお金で経済的な自由を確保した上で退職し、その間で存分に好きな髪色で遊びたいのだ。

もちろん金髪だけでなくてもいい。
シルバーとかブルーとか、なんならレインボーでも面白い。(髪の毛レインボーは流石にやりすぎ)

とりあえず、髪の毛を思いっきり明るくしてどんな感じになるのか実験してみたいということ。


4 TENTIALの高級パジャマ購入

TENTIALというパジャマをご存知だろうか?

こちらもあまりドヤ顔で解説できるほど詳しいわけではないが、どうやら着るだけで疲れを回復させてくれる効果があるらしいのだ。
肩こりや腰痛にも効くらしく、寝返りもサポートしてくれるので、布団の中にいることが多い私にとって、この商品は喉から手が出るほど欲しい。

※リンクの貼り付け方がわからないので、画像はなしです。


しかし価格はTシャツ1枚で9000円オーバー。
パジャマのセットアップとかなら2万とかする。

流石にどの程度効果があるのか未知数なペラペラのTシャツに9000円も払う勇気はない。

しかし、1億円が手元にあったなら?
確証がなかったとしても気になるものは、簡単に購入できていただろう。



まとめ

以上をまとめると、ちゃんと結果が得られるかはわからないけど気になるものに対して躊躇なくお金を注ぎ込めるというのが、この1億円のインパクトだ。

とはいえ、贅沢ではあるものの、そこまで莫大なお金を欲していないこともわかった。

広い家も車も旅行も興味がないし、超高級腕時計などを買っても虚しくなるだけだろう。

男子なので、1足10万円くらいするカッチョいい革靴も買ってみたい気持ちはあるが、そういうのはダンディーな大人の男性だから似合うのであって、偶然手にした1億円を持って天下を取った気になっている20代には履きこなせないと思う。

結局はゆっくり本を読んだり、その時興味のあるものを試してみたり、文章を書いたり、たまに友人らと談笑したりするのが幸せであり、どれも強烈にお金がかかるものではない。


だからと言って「お金なんてなくても幸せだ」などと言うつもりはないし、そもそもお金の不安から解放されたい欲が強いので、当たり前だが貯金は継続する。

だが、お金をたくさん使わないと幸せにはなれない、というのは誤りであると改めて確信できたので、楽しい妄想だった。

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