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ポジショニングとスペーシングの神!ジェハイヴ•フロイド加入
8/8に新加入外国籍選手として、ジェハイヴ・フロイドの加入がリリースされた。2週間前くらいから彼の加入の噂はあり、ハイライトビデオを見ていたが、長崎が欲していたリムが守れ、ジェハイヴ・フロイドが持つ独特の特徴から、外国籍の最後は彼かなと感じていた。詳しくは後述するとして、
WELCOME TO NAGASAKI VELKA!!
彼は昨シーズまでユーロリーグ(トルコ)などでプレーしており、スピードとスキルが求められる環境で活躍してきたようだ。
ハイライトでは派手なアリウープやブロックの映像が多く、豪快な選手な印象である。
(ハイライトビデオは大体、派手で豪快なプレーばかりなのだが。。)
では、ここからはヴェルカでのフィットや役割にフォーカスして綴っていきたいと思う。
類まれなポジショニングスキル
ハイライトを見て、最も印象に残ったのが、ポジション取りの上手さ。
豪快なアリウープなどに注目しがちだが、その一つ前のポジショニングが彼の本当の魅力である。ゴール下であれば、しっかり相手DFをブロックし自分の前にしっかりスペースを確保した状態を作り、パスを受けたらそのままゴールできる状態で準備している。ハイポストからのカッティングやPnRからのツーメンでもスペースへのダイブが本当に上手い。
また、彼はスペースを読む感覚が優れている。3Pラインの外からカッティングしてくる場面やゴール下でのポジショニングにおいても、相手DFの裏を取りながら空いたスペースへ絶妙なタイミングでカットできる。
彼の最大の魅力はこのスペースの読みの良さ、ポジショニングの上手さ、そしてダイブのタイミングの3点セットにある。そして、このスキルセットの締めに豪快なダンクを叩き込む。
ヴェルカではファイブアウトのポジションにより広く空いた中のスペースを活かして、インサイドを縦横無尽に暴れてほしい。
厄介なリムプロテクター?
ディフェンスの特徴についても考察していきたい。彼の特徴としてフットワークとタイミングが良いという点だ。インサイドの選手としては203cmのサイズは大きいというわけではないが、そのディスアドバンテージをカバーできるほどのフットワークの良さがある。サイズの大きな選手に対しては優位なポジションを取らせず、スピードのあるウイング・ガードの選手に対しては抜かれたと思っても後ろからブロックできるスピードとフットワーク、タイミングの良さがある。それに加え、カバーのポジショニングとタイミングも抜群に上手い。サイズでは優位なはずなのに、ゴール周りで仕事をさせてもらえない。スピードのミスマッチを活かして抜いたと思っても後ろから手が出てくる。思いがけないところからブロックが飛んでくる。これは相手オフェンスにとっては心理的にもプレッシャーがかかってくる。この見えないプレッシャーはじわりじわりとオフェンスのリズムを崩させる。相手にとってジェハイヴ・フロイドは本当に厄介な存在になるかもしれない?
特徴まとめ
私なりの彼の特徴はディフェンスでもオフェンスでも同じで、ポジション取りの上手さ、瞬発力とタイミングの良さであると考える。あと公式で出てるわけではないが彼はウイングスパンが長いのではないかと思っている。このウイングスパンの長さが実際にあれば、スピードのミスマッチがある選手にも一定の距離を持ってディフェンスしながらシュートチェックにいけ、ドライブにもある程度ついていける。当然、リバウンドでも大きく有利になる。
ヴェルカスタイルにインサイドの機動力という最高の武器を手にした。
機動力をいかしたスタイルのインサイドの要というラストピースがジェハイヴ•フロイドだと私は期待している。
最後に
ここまでチームのフィットを期待させてくれる選手を探し、契約できたのは伊藤GMの手腕には驚きましたとさ