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何度も言いますが、エアフロをね、安易に移設してしまいますとね、色々な所が不具合を起こすだけじゃなく、最悪エンジンがぶっ壊れます。今回は裏技にて対策!

エンジンチェックランプが点灯するのを
直して欲しいと入庫したMR-Sがあったのですが
診断機を充てるとO2フィードバックエラーとの事。

燃料を濃くしても濃くしても規定空燃比に届かない!
とECUが訴えています。
補正値を診ると+20%で張り付いていますが、O2出力はリーン側・・・。

めちゃくちゃ薄い空燃比で走っていたと思います、今まで・・・。
壊れなくて良かったですね。

インテークのエアフロ移設に関しては注意喚起してますが
なかなか皆さん、その重大さに気付いていないようです。

多分、変なパーツが付いてるんだろうな~と
エンジンルームを診ますと

はい、居ました!

エアフロをただ移設しただけと言わんばかりのアルミ溶接跡。

エンジンを2ZZに載せ替えてあるものの
CPUもハーネスもノーマル2ZZ用に載せ替えられていています。

フルコンに変えてしまった方が・・・
と言いかけると

「予算が無いんです!極力安く直してください!!」

あ~、そう言う事ですか・・・。

エアフロが挿さる部分を診ると
内径が純正サクションよりも7mmほど大きいようです。

内径が大きくなれば空気の流れは緩慢になり
エアフロ出力値としては少なくなります。

エアフロ出力値が少なければ
ECUは空気量は少ないと判断し燃料を絞ります。
でもO2センサーが理論空燃比の14.7になる様に
フィードバックを促しますので上限値の+20%まで燃料増量します。
っが、それでも14.7には届かずフィードバックを諦めます。

諦めた腹いせにエンジンチェックランプを点灯!

これが今回のプロセスです。

ECUが書き換えられるのであれば面積比を計算して
その分をMAF-MAPに反映させるのですが
純正ECU書換の予算も工面できない・・・との事で。

う~ん。

どうしよっか・・・。

まあ、裏技使いますか。

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