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アンダーカバーから滴る程のオイルが零れているのにエンジン回りからはオイルが漏れが無いと言う不思議なFD3S RX-7・・・。オイルの出所は!?
アンダーカバーから滴り落ちるようなオイル漏れにて入庫した
FD3S RX-7ですが
入庫当初はどこから漏れているか全くわからないほど
オイルでベトベトだったためアンダーカバーを外して
一度エンジンルームを清掃した状態にして
再度アイドリング・・・
10分・・・
20分・・・
30分・・・
アイドリングしてもオイルは一滴どころか滲む事もなく
平然さを保っています。
物理的なオイル漏れが無い場合のオイル吹きは
エアクリーナーボックスからの吹き返しが多いです。
まず疑われるのはエンジンオイルの入れ過ぎ。
レベルゲージのアッパーラインギリギリまでオイルを入れると
気合を入れたコーナリング等で
オイルがサクションまで戻ってきてしまうのはFD3Sでは有名な話です。
今回の車両のオイル量はアッパーラインの下5mmぐらいですので
レベルゲージで言うと3/4ぐらい。
悪くないレベルだと思います。
残るはタービンからのオイル漏れ?
それともリターンなのか・・・。
最悪はE/Gそのものが逝ってしまっているのか?
そこで、一度、負荷を掛けながらの実走行を行って
![](https://assets.st-note.com/img/1714730206765-y7W2e6n1H4.jpg)
例の場所を確認します。
予想通り、かなりオイリーな感じになってくれました。
エアクリーナーには外気を導入する配管(水抜き?)があるので
戻ってきたオイルがその配管からエンジンルーム内に排出され
ベトベトになっていたんでしょうね。
ここで一度ロータリーのブローバイの配管を確認します。
![](https://assets.st-note.com/img/1714730287632-Z2uyNnM4Yc.jpg)
チェックバルブがワンウェイになっている場合は
ブローバイはプライマリータービン側のサクションにしか戻りません。
エンジンが逝ってしまって
ブローバイにオイルがしっかりと混ざる状態であれば
プライマリータービン側のサクションにのみオイルは戻るはずです。
という事はセカンダリータービン用のサクションを見れば
ある程度の判断が付くという事になりますね。
えっ?
良くわからい・・・。
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