海の上を動くホテル!?日本のフェリーまとめ3(関西~九州間航路編)
◆今日の要点
日本長距離フェリー協会に加盟する会社のフェリーを紹介する企画の第3回目です。今回は、瀬戸内海航路など関西~九州間を結ぶ航路を紹介します。瀬戸内海は、太平洋や日本海に比べ、波が高くなく、船の揺れも少ないので、船酔いが心配な方は、瀬戸内海航路への乗船をおススメします。
※この項目の表は、クリックすると拡大できます。
【関西~九州航路1:フェリーさんふらわあ】
フェリーさんふらわあは、大阪、神戸から大分、別府、志布志(鹿児島県)に向かう3航路を運航しています。商船三井フェリーと並び、以前のフェリーの代名詞「さんふらわあ」を継続して運航しています。最安1万円で往復乗船できる「弾丸フェリー」などの各種割引サービスもおススメです。
フェリーさんふらわあのウェブサイト
◆運航する航路
(1)大阪~別府
(2)大阪~志布志
(3)神戸~大分
※大阪港は、トレードセンター駅前の「さんふらわあターミナル(コスモフェリーターミナル)」です。
※神戸港は、六甲アイランドです。(東灘区)
◆各航路の運航時間と船内設備
(1)大阪~別府
(2)大阪~志布志
(3)神戸~大分
【関西~九州航路2:阪九フェリー】
阪九フェリーは、神戸と大阪南部の泉大津から新門司に向かう2つの航路を運航しています。新日本海フェリー、東京九州フェリーと同じ、SHKグループに所属しており、サービスの水準は高いです。同社のキャラクター「ふねこ」も、不思議な魅力があります。
阪九フェリーのウェブサイト
◆運航する航路
(1)神戸~新門司
(2)泉大津~新門司
※神戸港は、六甲アイランドです。(東灘区)
◆各航路の運航時間と船内設備
(1)神戸~新門司
(2)泉大津~新門司
【関西~九州航路3:名門大洋フェリー】
名門大洋フェリーは、大阪南港~新門司(北九州市)間を1日2往復運航しています。”名門”と大袈裟な名称が会社名にありますが、以前は名古屋と門司を結んでいたことから両都市の頭文字を取って、名門と名付けられました。現在、新造船に入れ換え中で、おもに2便を運航する船が2022年3月までに新しい船になります。
名門大洋フェリーのウェブサイト
◆運航する航路
●大阪~新門司
※大阪港は、フェリーターミナル駅前の南港です。
◆航路の運航時間と船内設備
●大阪~新門司
●おもに1便で、運航する船
「フェリーおおさかⅡ」「フェリーきたきゅうしゅうⅡ」
●おもに2便で、運航する船 (旧船-2022年3月まで運航終了予定-)
「フェリーきょうとⅡ」「フェリーふくおかⅡ」
※「フェリーきょうとⅡ」は2021年12月運航終了済み
※「フェリーふくおかⅡ」は2022年3月運航終了予定
●おもに2便で、運航する船 (新船-2021年12月から運航開始-)
「フェリーきょうと」「フェリーふくおか」
※「フェリーきょうと」は2021年12月就航
※「フェリーふくおか」は2022年3月就航予定
※船を検査するドックダイヤ時は、使用船を変更する場合があります。
【関西~九州航路4:宮崎カーフェリー】
宮崎カーフェリーは、神戸~宮崎間を結んでいます。神戸港は、他の神戸発着のフェリーとは異なり、三宮フェリーターミナルを発着します。船は老朽化が進んでいましたが、2022年4月以降に入れ換え予定となっています。個室化が進展していますが、詳細はまだ不明です。
宮崎カーフェリーのウェブサイト
◆運航する航路
●神戸~宮崎
※神戸港は、三宮フェリーターミナル(中央区)です。
◆航路の運航時間と船内設備
●神戸~宮崎
※2022年4月以降に新造船「たかちほ」「ろっこう」が就航予定。
-2022年2月28日追記-
宮崎カーフェリーの新造船の客室構造が発表になりました。以下が、新造船の概要です。
その1北海道~本州編は、こちら↓
その2関東~四国・九州編は、こちら↓