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北欧ドラマを観て思った三つのこと

先日の記事で北欧ドラマ「The Bridge」にハマってるという話を書いた。

シーズン1は2011年だから13年も前の作品、すでにシーズン4でファイナルとなっている。この作品にすっかりはまりこんでいて、1シーズン10エピソードで構成されているが、あっという間にシーズン2まで見終わってしまった。

ストーリーはスウェーデンとデンマークを結ぶ「オーレスン・リンク」という橋を巡って起きる事件を両国の刑事が協力して解決していくという話。

デンマーク側の男性刑事はまぁ普通のオジサンなんだが、スウェーデン側の女性刑事がいかにも統合失調症と思われる「極めて優秀だがコミュニケーションを取りにくいタイプ」というコンビが主人公。ちょっと前に観ていた「アストリッドとラファエル 文書係の事件簿」の組合せに似ている。そういう組合せが好きなのかな、自分。


さて、サブスク動画を契約してから海外のドラマを何本も観てきたが、お国柄によってかなり作り込みに違いがあるなぁ、と思ったので、今回は「北欧ドラマを観ていて思ったこと」について書いてみる。

基本、空が青くない

イギリスのドラマもそんな感じだったけど、だいたいいつも「曇っている。」カリフォルニアの抜けるような青空なんてのは一瞬たりとも出てこない。もちろん晴れているシーンもあるが、空の青さがくすんでいて明らかに異なる。

ライカカメラで撮影した時の青空の感じ、と言えばわかる人にはわかるかもしれない。スカイブルーでは無いのだ。

能天気に明るい内容ではなく、結構シリアスになってしまうのはそれゆえかもしれないと思ったり。「The Bridge」も事件は解決するがハッピーエンド!では無い。なにもそこまでしなくてもなぁ…と、こちらが落胆するぐらい落とされて終わった(苦笑)

水のようにワインを飲む

知人のお宅を訪ねるたびに「ワインでもどう?」とか、仕事から帰宅してまずワイン(手も洗わず!)というシーンが随所に。北欧ってコーヒーの消費量が結構多いはずなのに、むしろコーヒーを飲むシーンの方が少なかった。

逆にアメリカドラマの場合はほぼビール。BARでも瓶のまま提供されてて、女性でもそれをラッパ飲み。ビールをコップに注いで飲む、という習慣は無いのだろうか?

まぁフランスでもワインが日常の飲み物らしいし、寒いお国はビールよりワインなのかも。

性描写が大胆

まぁ北欧と言えば我々の世代には「フリーほにゃらら」という言葉が耳に残っていると思うが、とにかく大胆な絡みがぐいぐい出てくる。ちょっと家族と一緒だと冷汗かきそうなシーンも。そこまでのシーンがストーリーに必要なのか?と思ったが、必要なんでしょうな(苦笑)久しぶりに「ボカシ」の入った映像をボリューム下げて見る羽目になるとは思わなかった。

夫婦間の繋がりも必要、という描写も随分あった。かなり年配のご夫婦間でもそれが無いなんてあり得ませんよ!というシーンもあったり、とにかくあけすけな表現が何度も出てきてたまげました。

夫とご無沙汰の妹のために男娼を手配してやった姉が実は妹の旦那と出来てたとか、奔放すぎます。


他にも「日本車がほとんど出てこない」(逆にアメリカドラマでは大体日本車)とか「さすが北欧というべきか、どの家も家具がやたらお洒落」というのも気がついた点。

もっとも「The Bridge」だけを観た上での感想ゆえ、他の北欧ドラマも同じようにそうとは限らないというのはご理解の程。

シーズン3と4はアマプラの有料チャンネルに登録しないと観られないのだが、ここまでハマった以上ファイナルまで観ないと落ち着かないし、一ヶ月だけ使って他に面白い番組が無ければ解約する前提で早速登録。

2011年以降のドラマなので、使われているスマホがiPhone5ぐらいだったり、懐かしいNOKIAの携帯電話が登場するのもマニアには一見の価値ありかも。Huluならシーズン2まで観られます。

というわけで、今日も一日つつがなく過ごせたことに感謝。

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