農園部日誌【2日目】10/18 (日) 10:00- 天気:🌤
東京都八王子の磯沼ミルクファームさんの畑をお借りして、月2~3回と
「ゆる〜く楽しく食を学ぶ」をモットーに活動しています。
第1回目の活動を振り返ると
畝を作って→石灰撒いて→土をならして→種を撒いて
→インドカレーを食べた。
今回は第2回目の活動です!😆
6名のメンバーで活動しました!
植えた種がどうなっているのかワクワクの気持ちで畑に向かいました!
農作業のアドバイスをしてくれるのは前回に引き続き、畑ディレクターの
フナキショーヘイさんです👩🌾
前回に引き続き農園部日誌当番は、部長の下村です!
〇ハイライト
1. 芽は出ているのか!?
真っ先に畑を見て思った事は「本当に芽🌱が出ている!」でした笑
高さ数センチの可愛い芽が沢山出ていて、それだけで嬉しく、農園部の活動をしているのだと実感させてくれる瞬間でした。
よくよく見ると雑草も再び生えていました笑
前回、念入りに抜いたのにどこから生えて来るのだろうと思うと同時に、
植物の生命力の強さを感じました。自分達が雑草と呼んでいる植物も命を
張って懸命に生えてきているのだと。
そんな雑草達を作物の為に抜くぞ〜と思っていたその時、ハプニングが発生しました。
近所のおばあちゃんから
「磯沼ミルクファームの羊が柵から脱走しているよ〜」と言われたのです😅
一瞬「??」となりましたが、見ると本当に羊が脱走しています。
フナキさんに知らせて、メンバーと一緒に羊を連れ戻しにダッシュ🏃♀️
私は草で誘き寄せて柵に戻そうとしましたが、失敗。。。
草木生い茂る小丘に逃げ込まれましたが、フナキさん、メンバーのコーヒーを愛する大森さんと協力して柵の中に何とか戻す事が出来ました!
因みにフードスコーレ校長の平井さんは、この一部始終をバッチリと動画に撮っておりました笑
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農園部の活動とは関係ないですが、活動地である磯沼ミルクファームさんについて少し紹介します。
飼育されている牛🐮、羊🐏などの動物は、エコフィードといって、
食品工場などで出る野菜などのカスを餌として与えられて育ちます。
そして、牛の糞尿は畑の堆肥として利用されます。都市近郊ならではの循環型農業が成り立っています。
飼育環境も広々として自由に動き回れるなど、ストレスが少なく健康的に
生活できるように工夫されています。
だからこその美味しい牛乳、ヨーグルトがいただけるのです😆
私のおすすめはジャージーヨーグルトオールスター!上蓋に出来たクリーム層が濃厚で味わい深いです!
https://isonumamilk.theshop.jp/items/4335770
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気を取り直して雑草抜きをスタート!
そして、今回新たに2つの作物が畑に加わりました!
・ニンニク🧄
・そら豆
ニンニクはいつも私達が食べている鱗茎(りんけい)をひとかけらにして、
人差し指の第二関節位までの深さの穴に埋めました。
フードスコーレ校長の平井さんと「このニンニクひとかけら植えたら、
ひとかけらのニンニクが出来るのかな〜」と冗談混じりで話していました笑
そら豆は沢山種を撒くぞーとはりきっていましたが、かなり大きく育つ為
4粒に絞りました。土の上に藁を被せたのですが、それは冬にできる霜の
対策みたいです!
次回の活動では玉ねぎ🧅を植えます!
2. コーヒー堆肥作り
待ちに待ったコーヒー堆肥作り、ここに始動です!
フードスコーレは食を中心として、フードロス、SDGs、地域について学ぶ場でもあります。今回はサスティナブルを考えたコーヒー店を運営する
大森さん、その友人で大学院生の中村さんが捨てる予定だったコーヒーかすを使用して、堆肥を作るという素敵な企画を持ち込んでくれました!
コーヒーかすはそのまま農地に撒くのではなく、肥料にするにはまずは発酵させる必要があるそうです。なぜなら種類によって発芽しなくなる植物があるからということです。
調べた所、コーヒーかすはそのまま土壌に混ぜても肥料として効果は発揮しないと言われております。主な理由として、畑の土壌成分と比較するとコーヒーかすには植物の成長に必要な窒素、リン酸、カリウムの含量が少ないからということです。
そのため、コーヒーかすを肥料として使用する為に、植物の生育に必要な有機物、無機物を含む野菜くずと一緒に入れます。そして、3ヶ月以上発酵させると窒素、リン酸、カリウムのバランスの取れた堆肥が完成するそうです。
また、コーヒーかすを使うメリットとしては、粒が細かいので水分を保持しやすい、弱酸性のため悪臭の原因であるアンモニア臭を抑えることができる、といったことが挙げられます。
今回は、コーヒーかすを発酵させて、コーヒー堆肥にする為に黒色の大きなコンポストを用意しました!
そこに土、野菜くずを入れて、かき混ぜていきました。
肥料の完成は早くても3ヶ月後になるそうで、次の種まきの時期に使っていきたいと思っています!
3. 里芋の親芋の皮を剥こう
自分たちの畑の作業がひと段落したら、
農園で育った里芋の出荷作業を手伝わせて頂くことになりました!
今回出荷するのは親芋になります。
普段私達が食べている子芋、孫芋とは違って、親芋は種芋の上に最初に
出来る部分である為、一回り大きいものになっています。
出荷に不要な部分である根っこなどを手やナイフを用いて、取り除いていきます。農園に通う他の家族と一緒に作業をして、子供からやり方を教わったりもしました😄
農園では一緒に作業していると自然と教え合い、話して仲良くなることが
でき、そこが農園の良いところだな〜と思う場面でした。
親芋は市場に出回る事が少ないそうなのですが、普通に食べられます。
農園部一同も手伝ったご褒美として、親芋を少し頂けることになりました😄
私は煮物にして美味しく頂きました👍 ご馳走様でした!
◯日誌当番の感想
今回の活動を振り返ると
発芽した作物に感動→檻から脱走した羊追いかけて→雑草抜いて
→土をならして→ニンニク、空豆撒いて→コーヒー堆肥作って
→里芋の皮むきして→コーヒーを飲んで帰りました😊
やっぱり一番のポイントは芽が出た事です。本当に農園部として活動が始まっているのだと実感させられましたし、これから作物達が育っていく姿を見るのが楽しみという気持ちでいっぱいにもなりました!
コーヒー堆肥も3ヶ月以上時間をかけてつくり、それを使ってまた作物を育てていけるという楽しみがあります!
次はどんなアイデアが出て、どんなことが始まるのか。
「食」を通して、メンバーと交流し合い、これからも「ゆる〜く楽しく食を学ぶ」をモットーに活動していきます😁
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