見出し画像

母の言葉に反応しなくなっている

ひさしぶりに息子と2人で両親の家に泊まった。
お風呂の時間になり、母が言う。

「入浴剤どれがいい?好きなの選んでいいよ、わたしはこの黄色いのがおすすめ」

ちょっと見せて、と言って3種類の入浴剤を手に取り選ぶ。どれも匂い強そうだわ。緑色の檜ならいけるかなと思い、「緑で」と言って入浴剤を返した。

返した瞬間「えー緑ー?黄色おすすめだよー」と。でた!決まってるのに一応聞くやつ!

「じゃあ、黄色で」と、笑って返せた。

最初から黄色って決まっていたのに、一応家族の意見を聞く感じ、母っぽいなーと。今回笑いながらすこし文句まで言えてる自分に驚いた。

いままでなら、こんな入浴剤のことですら。もうほんと自分勝手!じゃあ聞かないでよね!となり、その苛立ちを自分のなかに溜めていた。

今回は冗談にできちゃっている。す、すごい。

母は今までとなんにも変わっていない。自分の好きなものぐいぐい推してくる、いつもどおりの母。

こちらの見方で、おんなじ出来事が笑いにもとれるし、苛立ちにもとれるんだ...

物事の受け取り方っていろいろあるのね、といまさらだけど気づく。

いままでいちいちひっかかっていたことにひっかからなくなっている自分がいる。

いいなと思ったら応援しよう!