見出し画像

ヨガのポーズを取ることが、目的になってませんか? ヨガインストラクター講座RYT 500 「シニアヨガ DAY2」#11

「シニアヨガ」2日目!
先生は昨日に引き続き、俊輔先生。

2日にわたっての講座、今日は実践中心。
11/6(日) 9:00-17:15 (お昼休憩45分) の 対面講座です。

ペアワークなど、がんがん!
ほぼ休憩ナシ笑
お昼はしっかり休憩しましたけど。

ボルスターやブロックなど、補助道具も利用しまくって、盛りだくさんの1日でした。


ヨガインストラクターじゃない人も多かった

そういえば昨日。
自己紹介からはじまったのだけど、十数名の参加者のうち
ヨガインストラクターじゃない人も結構多かったです。

介護の現場にいる人とか、セラピストの人とか。
「うちのおばあちゃんと一緒に、ヨガをしようと思って受講しました」
という人も☺️

シニアヨガのテキストの最初に、オムヨガ代表の吉田 香代子先生のメッセージが書かれているのだけど、まさにまさに。

元気に歩くこと、座って立ち上がる時に痛みを感じない。
旅にでて、おいしいものを食べて、笑って暮らしてほしい。
シニアヨガは近くにいる大切な人を元気にすることができると思っています。

ビジネス的にヨガクラスのボリュームをつけたいなど、それもありかもしれませんが、単純に高齢の方を労わる気持ち、理解する気持ちでこの講座を受けてほしいです。

将来の自分のためにも!
Namaste


立っている時より、座っている時の方が腰に負担がかかる⁉︎

こちらの図をご覧ください。
かんたんに言えば、どの姿勢が腰に負担をかけるかってことなんですけど。

姿勢と椎間板の内圧(腰の負担)の関係 出典:Nachemson.1976

立っている時より、座っている時のほうが腰に負担がかかるって、ちょっと意外じゃないですか?

先生に説明してもらってわかったのですが、
座った時、骨盤は後傾します。
この時、腹筋は筋力を発揮していない状態。

腹筋は腰を守るコルセットのような働きをしています。

立っているときは、前後左右、そんなに意識してないけど、
ぐるりと腹筋の力を発揮しているというわけ。

なので、座っている状態は、
背中の脊柱起立筋という筋肉が他に比べてめちゃくちゃ、がんばっちゃってる状態。背中側の筋肉だけ張ってたりするのはこれです。

なるほどなるほど。
そう考えると、座った前傾で荷物を持ち上げるという動きが危険のがよくわかります。
ぎっくり腰になるやつね。

座りっぱなしの状態は、むくみも引き起こします。
ある研究によると、
1時間座りっぱなしで生じたむくみを解消するには、
20分立ってなきゃいけないそうです!

ぎゃーーーーー。


少し前に、カウンターのようなところにPCを置いて、立って仕事するスタイルがちょっと流行りましたよね。

立ってるのが苦手な私はスルーしちゃったけど、今度試してみようかな・・・。


股関節のアプローチ。怪我をしてる私にとって、めちゃ大事だった

過去に股関節を怪我しています。
むりやり蓮華座を組みまくって、お風呂の浴槽を乗り越えられないほどの痛みを引き起こし通院した、苦い経験があります。
アホだった。

股関節周りは非常に大切な部分。
柔軟性を保っておきたい関節のひとつであることは、前回の中立の講座でも再認識しました。

坐骨神経痛などの原因も、このあたりの筋肉にあったりします。
座りっぱなしの人や、O脚の人に多い。

私はその症状はないけど、条件としてはばっちり当てはまるので油断できません。

あと、膝の内側が痛いときはたいてい以下の筋肉が硬いとか。
・縫工筋
・半腱様筋
メモメモ・・・。


関節の働きには
屈曲と伸展
外転と内転
外旋と内旋
の3つがあり、
日常的に、股関節の動きはこれらが複雑に作用し合う動きが多いのです。
どこがどう動いてるのか、ややこしいですけど。

まぁあれこれバラバラ書いたけど、断言できるのは、
どの筋肉も柔軟性をしっかりもたせて、バランスよく働かせるのが良い!ということ。←雑な理解ではありますが間違いない、はず。

シニアへの指導法は、繰り返しになりますが、
シニアに限ったものではないなと思いました。

怪我をしたとか、しているとか、体が硬いとか、
いろいろな意味で軽減が必要なカラダすべてに有効。

シニア向けの股関節ワークを実際にやってみましたが、
私に必要な軽減法だなと思いました。

でも軽減って言われると、それをやりたがらない生徒さん多いんだよね。
私もそういうところある。

「私できるもん!」ってなっちゃう。

でも、中途半端に背伸びするより、
ただしく中立を保って、軽減のアーサナ(ポーズ)をとるほうが、ちゃんと効かせたいところに効くのです。

やってる感で気持ちよくなってるだけなのは、もったいない。
それをもっと皆さんに知らせたいなぁ。

出来ることなら十年前の私に、教えてやりたい。

とかいいつつ、今だに背伸びしがちな私ではありますが。


手段は多ければ多いほどいい

ヨガをやってると、アーサナの完成形を目指したという欲は出るし、指導する側にもそれはあると思う。

でも俊輔先生は、こうもおっしゃってました。
「極端に言えば、ポーズはどれでもいいんです。どこにどう効かせたいか、その目的をはっきりさせて、生徒さんや患者さんに理解してもらい、しっかり効果を出すことは大事なこと」

もちろんヨガの哲学的な視点でいえば、
アーサナそれぞれに意味があるので、そちらも大切。

でも、ともすると、どちらの場合でも、
ポーズができるということが目的になっている瞬間て少なくないように思うのです。

なぜヨガを教えるのか、なぜ学ぶのか。

説明は的確に、目的は明確に。

医学アプローチで考えた時は、
それができれば怪我をしない、させない、
筋肉もちゃんと働かせることができる。

そのためには、生徒一人一人にあったベストなティーチングを提案したいわけです。

今回のシニアヨガを対面で受けて感じた最大のメリットは、ここにありました。

2人1組、もしくは3人1組でたくさんのブロックやボルスターを使いながら「ここにブランケット入れたらもっといいかも」
「こっちのほうが私はリラックスできた」
「わたしのレッスンではこうやってるよ」
などの意見を交わし合うことで、いろんなパターンの軽減法や強化法がみえてきました。

これは前回のオンラインではできなかったやつ。

受講生のNさんは、去年の7月にオムヨガでRYT200をとったばかりなのだけど、すでにリピーターの生徒さんたちがたくさんいて、オリジナルのレッスンを展開してました。

聞けば、生徒さんの膝の痛みなどにも、原因やサポートの方法までしっかりお伝えしているとのこと。

もともと体の知識はあったものの、今回の講座はさらなるパワーアップのために受講したんだって。
すごいなぁ。かっこいい✨
それに加えて、レッスン後にはサットサンガ(サンスクリット語で「ヨガを学ぶ聖なる集い」)も取り入れてるんだって。
素晴らしい融合!



私はヨガは教えてないけど、
そういう意識を持ったプロでありたいなぁと思いました。


知れば知るほど、知らないことを知る。足りないことを知る。
そんな日々を送っています。


さてと。
対面講座は再来週までなし。
とはいえ、宿題もあるしライブ講座もあるし、頑張らねば!



単発での受講もできます。私が受講しているOMYOGAの紹介。

2年前にRYT200を取得して、今現在RYT500を受講している
OMYOGAのサイトはこちら

私は現在、対面とオンラインの混合コースで学んでいます。
全部で8回、残りはあと3回。←予定表見て確認した!

なにかの役に立っているのかな💦そんなことばかり考えながら更新しています。サポートいただけたらとてもとてもうれしいです😋 よろしくお願いいたします🍀