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苦しかったのは、自分の「好き」を無視していたからかもしれない
※2022年11月の記録です
ここ最近、自分のフード写真をレベルアップしようと、写真家の方の撮影のコツがまとめられた記事を読んだり、SNS上で目に留まった写真を見たりしてより一層撮影研究をしていた私。
インスタやレシピサイトへの投稿用に、どうやってスタイリングして、どういう光と影をつけて撮るかのイメージをつけたうえで寝て、翌朝にそのインプットを元に料理と撮影をしてアウトプット。
今までの自分とは違った、より理想に近いイメージで仕上がって嬉しくなった矢先、それを実際に公開してみると、インスタではリーチ数もいいね数も今までのより伸びが悪いという結果に・・・。
レシピそのものが悪かったのか、写真の見栄えが悪かったのか。
フォロワーさんが私の投稿コンテンツをどう受け取ったのかは、こちらからは推測でしか分からないからこそ、不安が募りました。
同時に、目指しているプロのような写真とはかけ離れているという、理想と現実のギャップをより一層強く感じてしまって、自分の写真が憎くなりました。
気付けば、目に見えるインスタの数字ばかり追って、料理をする意味も発信をする意味も分からなくなり、涙があふれるように。
インスタ投稿はあくまでも私がこれからやりたいことを実現していく手段であり、目的ではない。
なのに、インスタ成長が目的になってしまっている自分がいて情けなくて、もっと辛い。
そんな時に友人と会うタイミングがあり、いろいろと話す中でハッとした言葉。
それは、「自分の”好き”に素直になること」が大事ということ。
ここ最近の私は、私の写真をどうしたらよく見られるか、つまりは ”他人にどうみられるか”ということばかり気にして、「好き」という感覚を忘れていました。
私が日々料理して撮影して発信しているのは、そもそもそれが楽しいと思えるからで、そして私が作るヴィーガン料理を通して、どこかの誰かの助けになれたら嬉しいから。
自分が安心して食べられる料理をすることが好きで、
その美味しさや心地よさを伝えられるようにスタイリングをして撮影することが好きで、
自分でその作品を留めておくだけではなくて発信することで、誰かの役に立てることが好き。
その「好き」にふたをして、目の前の数字ばかり気にしていたから、自分を失って、自分の価値も自信もなくなっていた。
これでまたうつ病をぶり返しては本末転倒だからこそ、自分の「好き」と素直に向き合って、何で好きなのかを改めて深堀する時間を定期的に設ける必要がありそうです。
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