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ベガルタ仙台を応援しています。ベガルタへの思いや、その他日々感じたことをエッセイにします。

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    ベガルタ仙台に関するエッセイ・コラムです。

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仙台の「7番」中島元彦のプレーに思うこと

 前半戦を終えたJ2リーグ。このnoteを執筆している第20節終了時点で仙台は6位と、昇格プレーオフ出場圏内に位置している。直近の長崎戦ではアディショナルタイムに追いつかれ、惜しくも手中から勝ち点3がこぼれていったものの、その2位長崎との勝ち点差は6。自動昇格圏内に座するその背中を目視できる状態で、仙台は昇格レースの後半戦を迎えている。  その仙台において、チームの中心として活躍している選手がいる。FW中島元彦。元々は中盤の選手でありながら、今季は2トップの一角としてプレー

    • チームとしての敗戦、第34節秋田戦

      J2リーグ第34節、仙台vs秋田。5位仙台のホームで開催された試合は前半に先制した10位の秋田が1点を守り切り、0−1で勝利。アウェイでの勝ち点3を手にした。仙台としては堅守の秋田を攻略し、プレーオフ圏内を死守するためにも勝ち星を積み上げたい一戦ではあったが、最後まで秋田の堅牢な守備網を破ることができず、無得点で敗北する結果となった。その秋田戦について、感じたことを書いていきたい。 開始早々に失点、甘さの見えた立ち上がり 前半7分、仙台が先制を許す。 仙台の右サイドからF

      • GK2人の仙台デビュー、第27節鹿児島戦

        8月17日に開催されたJ2第27節、ホーム鹿児島戦。様々なアクシデントに見舞われながらもチーム全員で奮闘し、今季2度目となる3連勝を達成した、価値のあるゲームだった。 仙台は前節の水戸戦からスタメンを4人変更。出場停止のMF松井、DF真瀬に代わってMF松下とDF内田がそれぞれボランチと左SBに入り、左SHとして前節決勝ゴールを決めたMF相良が3試合ぶりにスタメンで起用された。 そして、ここまで全試合に出場していたGK林がコンディション不良により急きょ欠場が決定、第2GKの

        • 借りを返しにいこう。今季2度目のみちのくダービー!

           6月22日に行われるJ2第21節。仙台は、アウェイにてモンテディオ山形と対戦する。今季2度目となる「みちのくダービー」。4月13日に開催された初戦はホームの仙台が盤石な試合運びを披露し、満員のサポーターを熱狂させた。    その勢いのまま、2度目のダービーでも勝利してシーズンダブルを達成したいところではあるが、昨年、仙台はアウェイの地で山形に1ー4で敗れるという屈辱的な試合を経験している。そのため、これまで通りに油断することなく、気合をふたたび入れて挑む必要がある一戦とな

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          苦しんだいわき戦、FWエロンの守備における振る舞いについて

          6月2日に行われた、アウェイいわき戦。勝利したものの、仙台にとっては苦しんだゲームとなった。 前半6分にデザインされたコーナーキックから左SB髙田のスーパーなボレーで先制し、いわきに攻撃の形を作らせないままに前半を終えた仙台。後半開始早々に追いつかれたものの、FWジョージ(オナイウ 情滋)の強烈な一撃で逆転に成功し、ふたたび優位に立つ。そこまでは良かった。しかし、優位だったのはスコアのみで、その後はいわきの猛攻を受け続ける形となり、GK林の幾度とないビッグセーブや相手のシュ

          苦しんだいわき戦、FWエロンの守備における振る舞いについて

          「みちのくダービー」で感じたこと、ベガルタ仙台について思ったこと

          おっ、と思わず体を引きそうになった。 両隣を、モンテディオサポーターに挟まれたのである。 仙台駅から地下鉄南北線に乗り、ユアスタの最寄り駅である泉中央駅へと向かおうとしていた、その車中。 電車は満員。座れずに立っている自分をサンドして、今日の活躍が見こめる選手や、山形が勝つ理由をいくつもいくつも意気揚々と述べている山形サポーターの声が、耳朶に触れる。 見れば、車内には青と白のユニフォームがちらほらと点在していた。チェスであれば終盤のよい勝負だと思えるほどに、仙台サポーター

          「みちのくダービー」で感じたこと、ベガルタ仙台について思ったこと