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良いコンテンツとは。SEOとSNSが好きな僕がコンテンツ作成でやっている10個のこと

良いコンテンツってなんだろう。

最近特に、良いコンテンツってなんだろうと考える機会が増えてきました。頻度としては週に何回か。

というのも普段 Web 編集者として執筆者にフィードバックをしていたり、暇さえあれば Twitter やネットサーフィンをして見つけた記事を読み漁りコメントをつけてシェアしていたり、前職でインターンの採用と育成を担当していたりという環境にいるからだと思います。

個人的には、「誰かのためになるもの」なら良いコンテンツなんじゃないかなって思ってます。

そんなわけでこの記事では、僕が自分で記事を書く時に意識していることや、執筆者の人に伝えている「良いコンテンツ」を作る方法?手順?を書いていこうかなと思います。

バックグラウンドが SEO 寄りで SNS 好きというのもあるので、そこは偏りがあると思いますのでご理解いただければと思います◎

また、例として「渋谷 ランチ」で検索している人に向けた記事を作る時の考え方なのでやや to Cのコンテンツ作成によっているかもですが悪しからず...(活かせるところは絶対あるはず...!)

良いコンテンツを作るためにやっていること。

ここからは僕が自分で記事を書くときに意識してやっていることや、執筆者の人につたえていることを紹介していきます。前半は SEO ライティングというか攻略みたいな内容になっていて、後半は SNS 寄りの内容になっています。あくまで考え方なので、コンテンツ作成初心者さんは是非参考にしてみてください。

検索結果を見よう!

まず初めに基本中の基本、検索結果をみること。自分でも何か探しているときは GoogleやYahoo!などの検索エンジン、TwitterやInstagramの検索で調べますよね。

コンテンツ作成における重要なポイントの一つはその作成するものは、「自己満足コンテンツではなく誰かのためになるものか」です。なので、ある程度の方向性を決めるために、まずは検索結果をみてみましょう。

検索結果を見るとは、自分が作成しようとしているテーマ(= キーワードの組み合わせ)を実際にGoogleの検索窓にいれて検索してでてくるコンテンツの内容を見ることです。

ここで実際に「渋谷 ランチ」「築地 ランチ」で検索した結果を見てみます。二つの検索キーワード(検索クエリ)は以下の通りです。

「渋谷 ランチ」

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上位のタイトルを見ると、「安い」「美味しい」”選数が多い”のが目立ちます。

「築地 ランチ」

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こちらは選数は多くても20選まで、土地柄か”海鮮”や”寿司”というキーワードが含まれています。

上位にきているコンテンツはユーザーのためになるという評価から、上にきている可能性があるので、タイトル作成の参考になるかと思います。

もちろんコンテンツ自体の質やサイト全体の質が高く、Googleから評価されているから上位表示に繋がっているので、タイトルだけで良いと判断されているわけではないということを理解しましょう。

検索サジェストから読み取ろう!

先ほどの検索結果のを見たあとは、検索キーワードと一緒に検索されているキーワードである、検索サジェストからユーザーニーズを読み取ってみましょう。

どちらも「安い」「おすすめ」というざっくりとしたものは共通ですが、渋谷と築地ではユーザー層や目的の違いから以下の特徴が見えてきました。

「渋谷 ランチ」の検索サジェスト

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「カフェ」「女子会」は20~30代の女性が検索していそうですよね。この場合、渋谷のカフェランチを探しているのはどんな女性なんだろう?何を求めているだろうと考え、その人たちが行きたくなるようなお店や食べ物をチョイスしたコンテンツを作成すると、ユーザーが満足するコンテンツになります。

「築地 ランチ」の検索サジェスト

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タイトル同様、寿司というキーワードが一緒に検索されているのは見てわかりますが、おもしろいのが「土曜日」「日曜日」「平日」といったキーワードが一緒に検索されているようです。

これは、土曜日もやっているかや平日のランチはどんなものがあり、時間帯はどのくらいまでやっているのかというのが気になっているのではないかと考えることができます。

この場合は、コンテンツ内に営業時間や曜日などを一緒に記載してあげるとユーザーの不安や疑問に答える形になり、結果としてユーザーが満足するコンテンツになります。

このように検索キーワードと一緒に検索されているキーワードを網羅的にいれることでユーザー満足に繋がり、結果としてコンテンツの質が良いという判断がされるわけです。

ただ一つ勘違いしないもらいたいのが、「築地 ランチ」と「築地 ランチ カフェ」という検索キーワードで検索している人の意図(狙い / 求めてるもの)は一緒ではありません。それぞれに最適なコンテンツがあるということを理解し、コンテンツ作成に取り掛かりましょう。

関連キーワード取得ツールから読み解こう!

検索結果をみて、検索サジェストをみてと少し骨の折れる作業ですよね。一回一回検索しないといけないし、ある程度把握しておかなきゃいけないし、と。

そこで使ってもらいたいのがこの関連キーワード取得ツールです。こちらは先ほどの検索サジェストを、あ行~わ行まで一気にみることができ、さらには Yahoo! 知恵袋や教えて goo の質問を一気に見ることができるツールです。

Googleの検索窓だとサジェストは最高でも7~10個ほどしかみることができないので、このツールを使って全体的にどんなニーズがあるのかみてみましょう。

「渋谷 ランチ」の関連キーワード

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先ほどは見られなかった「和食」「定食」「ビュッフェ」というキーワードも人気のようです。女子会やカフェと和食をつなげるのは難しいので、切り離して考えたり、女子会とビュッフェが組み合わても良さげかな?と幅を広げることも可能です。

またYahoo! 知恵袋の質問にある「渋谷ランチで、日曜も営業していて、1,000円以内で...」とあるので、平日以外の営業時間やランチの価格帯もいれるのがいいのでは?ということも考えることができます。

もちろんすべてを詰め込んだら良いコンテンツになるのではなく、バランスとユーザーが求めるものが何かをよく考えてみるのが重要です。

SNSで検索してみよう!

検索だけではわからないことも多いので、皆さんも毎日使っているであろうSNSをつかって検索してみましょう。ここでは僕がいつもつかっているTwitterとInstagramで説明します。

Twitter編

Twitterときくと、まだ使っているの?的な人もいるかもですが、検索性が高くて意外といい情報がみつかるのでオススメです。あとは食べログやInstagramでは話題になっていないお店があったりするなど、人とは違ったお店選びができます。

ただ普通に検索窓に「渋谷 ランチ」と入れるのではあまりイケていないので、ある程度専門家っぽいアカウントから探します。最近、僕の中できにいってるのは、ゆかこさん( @129cha )です。

日々、渋谷や恵比寿付近の素敵なお店を発信しているので、Twitterの検索窓で「 from:129cha 渋谷」といった形でゆかこさんのツイート内検索をおこないお店を探したりしています。

「from:129cha 渋谷」の検索結果

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この他にも銭湯やサウナ情報ならまみぱふ。| デジマ広報 / 銭湯力温泉高め女子サウナーさん( @10HA13tasu )やチェル姉 |サウナフリークさん( @chelsea_sauna )のアカウントと地域名で検索したり、旅行関係であれば旅丸sho-旅する経営者さん( @tabimarusho )のアカウント名と「航空券なんかで検索しています。

常にTwitterでは有益な情報を発信してくれているアカウントはどれなのかを見極めるのが大事です◎

こういった情報はGoogleの検索ではでてこないので、Twitterのリスト機能やブックマークをうまく使って情報を整理しておくことをおすすめします。(とか言う自分もあまりリストをうまく作成できていない笑。)

Instagram編

Instagramはよく皆さん使っているかと思います。難点として複数単語の検索ができないこと...。渋谷などの主要都市は「#渋谷ランチ」という一語のハッシュタグになっていますが、それ以外にどんなタグがどのくらい付けて投稿されているのかはわかりません。

そこで、あえてGoogle検索を使ってみましょう。すると、渋谷ランチと一緒に検索されているタグやそのタグがつけられている投稿数がみることができます。これを参考にお店選びをすると人気のお店がみつかります。

「渋谷 ランチ Instagram」の検索結果

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実際に使われているタグがどんなものがあり、どんなアカウントが人気になっているのかを見ることが良いコンテンツ作成の参考になります。

ここまで検索結果や検索キーワードを意識したコンテン作りがメインとなっていましたが、SNSでの検索やSNSで流行っているコンテンツの理解は今の時代に必要不可欠なものです。

次の方法は僕が個人的にやっているInstagramの使い方です。

Instagram 番外編

Instagramは好きな有名人や友達をフォローしている一方で、食べ物に特化したアカウントを持っています。そのアカウントでは投稿自体はアクティブでないものの、なるべく都内のグルメ系に寄せるために、リアルな友達のアカウントはフォローやいいねはしないでいます。

その理由は、Instagramの発見タブで見ることのできる「保存した投稿に合わせたおすすめ」「いいね!した投稿に合わせたおすすめ」フォローしているアカウントによるおすすめ」から新しい情報を得るためにです。

この発見タブはInstagramの個別最適化アルゴリズムが働いているので、自分のフォローしている人やいいねや保存したおすすめによって、表示がことなってきます。

自分が意識して都内のグルメにいいねや保存することで、この発見タブが自分好みのものに変わり、SNS検索でも見つけることのできないもの(お店)に出会えることがあります。

ここまで意識してできると多くの人が知り得ないいい情報を見つけることができるので、これをコンテンツに活かすことでユーザーが「え!なにこれ!」と驚き喜ぶものに近づくはずです。

雑誌を流し読みしよう!

とここまでは携帯やパソコンがメインでしたが、ここからは紙!雑誌です。今の時代は便利ですよね、dマガジンでいろんな雑誌読めるし安いし。

僕もdマガジンを購読していて、たまにパラパラみていたり、どこか遊びに行くときに地名検索して、その地域の特集記事を見てお店選びの参考にしています。

雑誌のいいところはネットの情報よりも確実なところに限ります。(ネットが不確実な情報ばかりというわけではないです。)というのも、紙にして発信するものなので誤った情報を修正することがほぼ不可能というところにあると思います。そして出版の1,2ヶ月前から企画や取材などをおこなっているという点も大きいです。

とりあえず良いコンテンツを知るためには雑誌を全体的に流し見をすること。色んな雑誌をみたらその時期にでている同じジャンルの雑誌の共通点を洗い出してみる。

そうすると時期的なもの(春で言えばいちご狩りなど)がわかったり、見開きページで特集されているものの写真の構図がわかり、自分の作成するコンテンツにもとりいれることができます。

可能であれば過去の雑誌もみよう!

自分がコンテンツを作るときには、先を見て時期やニーズに合ったものをつくっておいてタイミングを見計らって出そう(公開しよう)!と思っています。

そのために過去に組まれた特集や話題になったお店をリサーチし、今年の同時期にだしたり、話題になったお店の特徴をまとめて、まだ注目されていないお店を探してみたりするなどしています。

過去の雑誌はdマガジンや図書館でも見れたりするので時間がある場合はここまでやるといいのかもしれないです。

自分が最近触れたコンテンツって?

最後に、なんだかんだいってコンテンツを消費するのは自分と同じ人間なので、「最近自分が触れたコンテンツって何か?」を考えてみるのが一番です。

・なんで記事をみようと、このタイトルをクリックしたのだろう。
・なんで記事を友だちにシェアして、一緒に行こうと思ったのだろう。
・適当にスクロールしていたのに、ふいに指を止めたのはどこでどのテキストなんだろう。

このなぜだろうこそが他のユーザーにも響くポイントであり、良いコンテンツを作るために必要な要素なんじゃないかな?と思います。

そういえば「普通だったら、意識していないことを意識するだけで良いコンテンツにグッと近づくし、自分と同じような感性や疑問や不安をもった人にはきっと響くコンテンツになるんじゃないかな?」とインターン生に教えた気がします(笑)。

結局のところ、分かりやすく誰かのためになればOK

そんなわけで偉そうなこと書いてみたけど、分かりやすくて誰かのためになれば「良いコンテンツ」なのではないでしょうか(笑)。

目的が PV 数になっていたらそもそも、その PV 数が何に繋がるの?って話だし、お問い合わせ数が目的でも、良いコンテンツ(分かりやすくて、その人のためになったコンテンツ)を作ればそこから信頼・信用につながって結果的にお問い合わせになると思うし…。

Google の SEO 関係のツイートやウェブマスター公式ブログでも散々言っている通り、「ユーザーのためになるもの」が良いコンテンツなんだなってこの記事を書いていて改めて思いました。

タイトルでは10個のこととか言ってるけど、本当は9つしかないです(笑)。だけど、ここまで読んでくれた人は9でも10でも関係なく、少しでもためになった!と思ってくれていたら、この記事はきっと良いコンテンツなのでしょう←

最後に Google の「Google が掲げる 10 の事実」のリンクと、1項目を引用して終わります。

1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。

まじこれだ!!!(笑)
コンテンツ作成がんばろっ。

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