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02_1. 第二の扉 「体験者の声」Before/ After
「第二の扉」に入る前に、体験前と体験後の実際の声を織り交ぜて、7つのメッセージにまとめました。また、メッセージの躍動感を感じられるよう、「小説風バージョン」も用意しました。「第一の扉」からの続編です。ぜひお楽しみください。
「自分ができること」 に対して、皆さんが抱えている問題とその原因を思い起こしてから、読み始めて下さい。
7つのメッセージ 「ビジネススキルを体系化できる 第二の扉」
1. 人の成果を因数分解できていない、ゴール設定が間違っている
殆どの人は、結果を出すために何が必要か、「人の成果」を因数分解できていない。だから、いま必死で磨いている論理的思考力や対人関係力などは、個別スキルの「部分最適」でしかない。そんな小さなゴール設定でいいの? そんなことで、市場価値はあがるの? ビジネススキルを体系的にまとめて、もっと大きな目標「人の成果」と結びつけた一覧表が、欲しくない? 人の成果と結びついているので、「全体最適」でチェックできる代物。ひょっとすると、だれもまとめたことがないかもしれない、そういう貴重なもの。今のままでいい?
2. 高価なセミナーを受けても効果は期待外れ
自分に必要なスキルの全体像が見えないため、部分的なスキルしか改善せず、本質的な弱点を見誤り、重要なスキルの向上が妨げられている。だから、高価なセミナーを受講しても、期待以上の成果が得られない事が多いのではないか。結果として、セミナーに対する投資がムダになり、スキルアップを諦めてしまいがち。今のままでいい?
3. スキルの相乗効果が得られない
スキルの全体像が分かっていないので、スキル間の相互作用を理解できない。例えば、スキルAとスキルBを組み合わせれば、もっと短い時間でスキルアップできるのに。今のままでいい?
4. 市場価値は自分が思っているほどではない 多くの管理職は、自分の会社の人事評価項目に納得しておらず、「しっくりこないな、でも使わざるをえない」と思っている。しかし、自分が納得いく評価項目を見いだせていない。そんな状況で、皆さんは評価されている。だから、会社内で価値はあがっても、市場価値は自分が思っているほどあがっていない。今のままでいい?
安心して下さい。未来は変えられます。
5. 成果をシンプルな式で明確化
ここでなら、人の成果を表現できるシンプルな式 「人生・仕事の結果 = 能力 x 熱意 x 方向性」が手に入る。軍事から恋愛関係も含め、様々な状況を説明できる優れもの。それが、ビジネススキルと紐づけられている。
6. 詳細な実務チェックリスト
さらに、「能力」10要素、「熱意」4要素、「方向性」4要素に細分化した18要素の実務チェックリストを使用することで、自分の強みと弱みを詳細に把握できた。この一覧表により、スキル間の相互関係も理解しやすくなり、具体的な改善点が明確になった。
7. 成果を引き出すリーダーシップ
リーダーとして、what (目標)、why (理由・意義)、how (手段) の三つの要素をバランスよく把握することで、部下を効果的に導くことができる。特に、why (理由・意義)に気づかせることで、無限のエネルギーを生み出し、持続的な成果を上げることが可能。これにより、あなたのリーダーシップは真に力を発揮するはず。
小説風バージョン 「ビジネススキルを体系化できる 第二の扉」
(「第一の扉」からの続編)
新卒で大手IT企業の営業職に就職した梶山 見龍。気がつけば、30歳。プレイヤーとして営業成績を積み上げてきたが、目指すマネージャーのポストにはまだ届かない。その壁に阻まれ、苦悩していた。
前回「第一の扉」を開けたとき、梶山は能動的にキャリアアップする手法と、自分自身を体系化する手法を手に入れた。だが、キャリアアップのもう一つの要素、「自分ができること」に焦点を移すと、2つの悩みが浮かび上がった。
最初の悩みは、ビジネススキルの向上。多くのスキル本を読み、有料講習にも参加したが、期待したほどの成果は得られなかった。自分の能力の限界なのか、やり方が間違っているのか、判断できなかった。
もう一つの悩みは、人の成果と結びつけた全体像。コミュニケーション力を上げる方法など、いままでは一つの課題から必要なスキルをみてきたが、もっと大きな視点でビジネススキルを体系化して、「人の成果」と結びつけた一覧表がほしいと思ってきた。しかし、まだ出会えていなかった。
そんなとき、大学時代の先輩、真田に再度相談した。真田は「ビジネススキルの体系化」という続編を紹介してくれた。そこには、「人生・仕事の結果 = 能力 x 熱意 x 方向性」というシンプルな式が書かれていた。重要なのは、この三つの要素が掛け算でつながっていることだった。
続編を読み進めるうちに、梶山は自分の成果がなぜ限界を迎えているのかを理解し始めた。さらに、能力を10要素、熱意を4要素、方向性を4要素に細分化した実務チェックリストもあり、とても有益だった。自分の強弱を詳細に把握することで、問題の本質が「方向性」にあることを突き止めた。
方向性を改善するための方法を学び、梶山は再びスキルアップに挑戦する意欲を取り戻した。この手法は、第一の扉と同様の「抽象化思考」だった。ビジネススキルを棚卸しして、似た仲間をくくり直し、より大きな塊にまとめ上げていく。この具体的なやり方をマスターすることで、彼は自分自身の体系化とビジネススキルの体系化の基礎を固めた。
基礎編を終えた後、梶山は深い充実感に包まれていた。「他人の評価軸でなく自分の評価軸で生きる」という自分なりの答えも見つけた。それは、「世間体は気にせず、自分を活かせる企業に転職して、営業マネージャーになる」というもの。もう、会社の規模や知名度にはこだわらない。その決意を胸に、梶山はまるで北斗の拳のラオウが降臨したかのように、「我が生涯に、一片の悔いなし」と右腕を天に突き上げ、そうなるよう強く誓った。
梶山は次のステップを見据えた。「転職先で一段落ついたら、自分自身の体系化とビジネススキルの体系化を応用した実践編に取り組もう」と決意した。梶山の目線は、続編の「第三の扉」に向かっていた・・・「第三の扉」に続く。
ビジネススキルの棚卸
キャリアアップの概念図、最後の要素は「自分ができること」。ビジネススキルを体系化します。ビジネススキルには、論理的思考力、分析力、コミュニケーション力、リーダーシップ力、対人関係力など、多岐にわたるスキルが必要です。しかし、これらを体系的にまとめたものは、私が簡単に探した限り、書籍やインターネット上には、ありませんでした。
「ないのなら、自分で作れ、自分の型」を合言葉に、自分自身の体系化でまとめた手法と同じ要領で、ビジネススキルを棚卸し、グルーピングして整理しました。最終的には、4つの視点で60項目を洗い出します。
では、棚卸しのネタから話を起こしていきます。
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02_1. 第二の扉 「体験者の声」Before/ Afterは、ここまでが全てで、無料で開放しています。
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