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03_1M. 第三の扉 「体験者の声 Before/ After」


基礎編では、「自分自身の体系化」と「ビジネススキルの体系化」を通して、「枠組みを作り」ました。次は、それぞれの枠組みを「実務に応用する」実践編です。「実践編1」では、「自分を知る (VEGA's 自己分析)」や「VEGA’s ビジネススキル比較表」を実務面に応用し、うまく機能するかその汎用性を確認します。

「第三の扉」に入る前に、体験前と体験後の実際の声を織り交ぜて、7つのメッセージにまとめました。また、メッセージの躍動感を感じられるよう、「小説風バージョン」も用意しました。「第二の扉」からの続編です。ぜひお楽しみください。

応用できないことに対して、皆さんが抱えている問題とその原因を思い起こしてから、読み始めて下さい。



7つのメッセージ 「体系化した枠組みを実務に応用できる  第三の扉」

1. 殆どの手法は応用できない
現状のオンライン診断や企業研修は、数十個の質問に答えると、「◯◯タイプ」と出てくるのが主流。その使い方は、関係者と自分の立ち位置を確認し、ワイワイ・ガヤガヤするだけ。他の手法も同様で、表面的な特徴を明らかにするだけなので、その場限りで終わり。応用できない。しばらくすると、忘れてしまう。今のままでいい?

2. ビジネススキル全体を「人の成果」に紐づけできてない
ビジネススキル全体を、「人の成果」に紐づけできていない。だから、一部のスキルしか改善しない。自分の弱点の本質を見誤る。スキル間の相乗効果も得られない。その結果、他にもっと重要なスキルが改善せず、上司の評価も変わらない。今のままでいい?

3. 短期で結果が求められるので深堀りしていない
企業研修やオンライン診断は、短期間で結果を求められる。そういう設計だから、表面的な領域に特化せざるをえない。そのため、時間のかかる自己理解の深堀りができず、結果的に長期的な成長には結びつかない。活用の仕方も分からない。今のままでいい?

4. 高難易度・時間のかかる本質的なスキルが敬遠される
「人の成果」を説明できる要素には、高い難易度と時間を要するものが多い。だから、スキルアップ研修では避けられがち。これにより、本質的なスキルアップが実感できず、投資したお金と時間がムダになる恐れがある。今のままでいい?

安心して下さい。未来は変えられます。

5. 自己理解の深化と応用
「自分の価値観」を深く理解し、応用できるようになると、驚くほど簡単に「仕事目標」や「人生目標」を設定できた。さらに、個人の目標が法人の目標「経営理念」の見直しにも応用できるようになった。転職を成功に導くための必須ツール、価値観を反映させた「転職比較表」も自分バージョンが作れた。

6. 納得のいく人事評価シートも作れる
ビジネススキルを体系化し、指示通りに積み上げることで、納得のいく「レベル分けされた人事評価シート」と「営業評価項目」が作れた。チームメンバーの横比較や、チームの課題も可視化できた。継続的に活用することで、組織全体の成長を促進できる。

7. 新しい事業アイディアの創出
「ビジネススキルの体系化」を応用すると、これまでできなかった新しい事業アイディアを生み出すことも可能。ある体験者いわく、「残念ながら、最終戦で負けて採用されなかったけど、周りから私を見る目が変わった」。


小説風バージョン 「体系化した枠組みを実務に応用できる 第三の扉」

(「第二の扉」からの続編)
33歳になった梶山 見龍。昨年、設立して間もないIT企業の営業マネージャーに転職した。

転職してからの一年間、梶山はプレイヤーからマネージャーの壁にぶつかりながらも、持ち前のガッツで乗り越えてきた。しかし、彼には解決すべき三つの大きな悩みがあった。

一つ目は人事評価。自社の評価項目に納得がいかず、「しっくりこない」と思いながらも使わざるを得なかった。二つ目はチームメンバーのやる気を引き出す方法。自分が習得した営業スキルを教えれば、ある程度のところまでは引き上げられるが、どうしても「やらされ感」が残る。悪く言えば、四半期単位で目標をただ追いかけて、回し車の中をひたすら走り回るネズミのようになっていた。三つ目は経営理念の見直し。創業者の掲げた理念を年末までに刷新する必要があり、会社の意思決定にも参加している梶山は、その準備に追われていた。

ある日、梶山は忙しさの中で忘れていた「実践編」の存在を思い出し、解決の糸口を見つけるべく読み進めた。

人事評価項目については、「ビジネススキルの体系化」を応用し、著者の有料サポートを受けながら、納得のいく「レベル分けされた人事評価シート」と「管理部門の評価項目」を作り上げた。これにより、チームメンバーの客観的な横比較が可能になり、チーム全体の課題も浮き彫りにできた。

次に、チームメンバーのやる気を引き出す方法については、「自分自身の体系化」を応用した。メンバーに「自分の価値観」をA4サイズ1枚にまとめてもらい、それを基に「長期の仕事目標」を書いてもらった。週次の1on1を通じて仕事目標と会社の目標を関連づけ、why(理由・意義)に気づかせることで、やらされ感が大幅に減少。チームのモチベーションが向上した。

最後に、経営理念の見直しについては、抽象化思考を応用することで納得のいく案を作成できた。個人の人生目標が法人の人生目標「企業理念」にも応用できることを理解し、新しい事業のアイディアも出せるようになった。最終的には採用されなかったものの、経営陣からの評価は大きく向上した。

基礎編を何度も読み返し、実践編を乗り越えた梶山は、これまでになく充実した光景を目の当たりにしていた。次の試練に対する恐れとワクワク感が入り混じる中、彼は新たな挑戦に向けて歩みを進める決意を固めた。これまでの苦難と成長の道のりを振り返り、自分が辿ってきた道が運命的であったかのように感じながら、梶山は未来に向けて力強く歩んでいった。・・・「第四の扉」に続く。


03_1M. 第三の扉 「体験者の声 Before/ After」は、ここまでが全てで、無料で開放しています。

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■なにをするコミュニティか これまでにない視点で、包括的にビジネススキルを磨き、「この人と一緒に仕事…

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