活動報告_2023年03月
スギ花粉症の方にとってはピークな3月。
今年は発症の時期が遅かった方も、症状は重いように見えました。
コロナ禍のマスク着用のガイドラインが変わった3月。
マスクは感染対策の一環であって、道徳心を表現するものではないことを強く感じた3月でした。
WBCの激闘に人の関心が集まる
スポーツの国際イベントが開催されると『アンチ的意見』が散見されるのは、人の興味の表れなのでしょうか。それとも自己顕示なのか。
どちらにしても、人が【興味を持った】ことに変わりはないわけで、スポーツが与える影響を感じました。
『WBC観ましたか?』はハラスメントにあたるそうで、人は他者に何を求めているのでしょうね。
これが多様性を認めるということなのでしょうか。
いずれにしても、試合時間にご予約の方からは『ラジオで聞こうよ!』なんて声もありましたし、日本代表がチャンスの時は、メンバーさんもラジオに耳を傾けるため無言に。トレーナーも会話のタイミングに気を遣う1か月でした。
初パーソナルのフィギュアスケーターの話
3月から1名のフィギュアスケーターのトレーニングレッスンが始まりました。
体幹力を強化して全国大会を目指すぞ!
しかし、色々なことをやりすぎると、能力向上が遅延すると考えています。
【跳躍力を高める】にも【柔軟性を高める】にもアプローチの方法は様々。
まずは【なぜ能力が低いのか】を考えなければ解決にはつながりません。
そして最重要課題は、跳躍力を高めることでパフォーマンス向上に結び付けること。
ずいぶん前の話。
将来有望だったアスリートが、更なる飛躍を目指し、ある能力を高めるために、特別なトレーニングを徹底的したました。
その結果、パフォーマンスが低下し、ケガが増えてしまったのです。
理由は複雑と思いますが、柔軟性を高めたことで筋の拮抗作用が変化したか、速筋と遅筋の割合が変わったか、筋肥大し過ぎたか。
競技能力が高まれば、フィジカルトレーニングも難しくなることは、そこからも分かります。
進学情報誌のインタビュー取材の話
高校生に向けた進学情報誌のインタビュー取材をいただきました。
プロトレーナーを目指すきっかけの話や、学生時代の様子、未来に向けてた話に至るまで、様々な質問をいただきました。
改めて両親や恩師、仲間の存在に救われてきたこと。
夢を追い続ける人生も悪くないこと。
体験や経験が人を育てることを再認識しました。
情報公開が解禁されたら、改めて報告します。
初めての北海道釧路春合宿
春合宿における最大の不安は【春の釧路は寒いのか!?】でした。
東京が20℃に差し掛かろうとしている最中、北海道は最高気温8℃と聞けば焦らずにはいられない。
強化課題も子供たちと共有し、ウォームアップとクールダウンを学び直したりと、この時期にすべきことを徹底して取り組めました。
宿泊施設はアスリートイン。
アスリート食の提供、スケートリンクまでの送迎、オーナーさんを筆頭にスタッフさんの温かい対応が、子供たちの頑張りを支えてくれます。
指導者として引率者として、安心安全に合宿を進められる環境は、何事にも代えがたい。
そして、アスリートインさんには昨年夏から『選手育成に対する活動を応援』いただく関係を築いています。
釧路市滞在中は、市内の学生競技者に向けたフィジカルトレーニング指導やコンディショニングセミナー開催など、トレーナー前波卓也にきることを存分に発揮させてもらっています。
コロナ禍を経て、今シーズンは更なる企画も計画しています。
フィジカルトレーニングや、ケガ予防の講習など、コンディショニングの出張指導依頼等は、ブイコンディショニングスタジオのウェブサイトからお願いします。
以上、3月の活動を振り返る報告でした。
4月もたくさんの報告ができるようがんばります。
ご清聴ありがとうございました。