VCやスタートアップに関する、学びの記録を始めます。
はじめまして。まいーだです。
D4V (Design for Ventures) というVCで、アソシエイトとして働いています。主にシード・アーリーステージのスタートアップを対象に、投資業務や出資後の事業・デザイン支援等を行っております。
D4Vは、デザインコンサルファームのIDEO とパートナーシップを組んでいます。特徴として、デザイン機能を持ち、投資先に事業拡大やエクイティでの支援をするだけでなく、IDEOのリソースも使いながらデザインサポートも提供しています。
1. 簡単な自己紹介
大阪で生まれ、幼少時代6年半をアメリカで過ごしました。いまだに日本語が少し鈍って聞こえるのも、その名残りです。
大学からは東京に進学し、国際基督教大学(ICU)で国際関係学を勉強しました。3年次に、憧れだったロンドン大学 London School of Economics に留学できたのも良い思い出です。当時から、外交官になりたいという夢を描いていました。
帰国後は東京大学公共政策大学院に進学し、引き続き外交官になる夢を目指していましたが、話を聞くにつれ、だんだんと「理想と現実のギャップ」が見えてきて、その夢は薄れていきました。そして同時に、起業家という方々に会う機会が増え、スタートアップという道に魅せられていきます。
政策づくりに関わりたい、でも草の根で泥臭い仕事をしたい...。そんな葛藤の中、就活を迎えてしまい、公的機関か民間企業かで悩んでいるところ、それまで考えもしなかった「スタートアップで働く」という選択肢を意識し始め、そのまま入社することに。
その就職先は、とある教育系ベンチャーで、主に新規事業、人材育成を担当していました。英語教育を子供たちに提供するベンチャーで、私が入社した当時は20名弱の小さな組織でした。それまで運営していた英語塾事業からTech寄りにピボットし、EdTechサービスの開発や、東京だけでなく福岡に初めて進出することも決まり、非常にワクワクするタイミングで入社しました。
入社早々、上司と二人で福岡に飛ばされ、塾を3校、アルバイト教師を40名強、生徒数も300名以上へと成長させました。そして2年間働いた後、東京の本社に戻り、経済産業省主催の「未来の教室」実証事業に選ばれた自社開発の英語ライティング添削サービスを、都内と福岡市内の高校に導入するというプロジェクトを率いる機会をもらいました。
とっても楽しい3年半でしたが、そろそろ自分の成長の限界も感じ始めたと同時に、教育業界で変化を起こすためのハードルもいくつか見えてきました。そんなハードルを乗り越えるためにも、スタートアップの力を強化したい、そしてスタートアップと行政と現場の方々(先生、生徒、その家族など)の連携を深めていきたいと考えました。しかしまずは、自分がそこに貢献するには、今まさに社会を変えようとしている多くのスタートアップをサポートできる身にならなければと思い、VCの世界に入ることを決意しました。
そして、2019年9月、D4Vに入社しました。
2. noteを始めた理由
こんな感じなので、実を言うと、私はまだまだVCの世界に来てそれほど経っていません。少しでも起業家のみなさまのお役に立てるようにと、日々、勉強しています。
この業界は本当に日々、めまぐるしく色んな変化があるので、ニュースに追いつくのに必死です。その上、VCとしての基礎、そしてスタートアップ業界の知識をため込むのにも必死なので、すごい情報量をインプットします。
しかし、私の悪い癖として、どうしてもインプットした内容を記憶するのが苦手でして(汗)。映画を見ても、翌日には登場人物の名前や話の展開をほとんど忘れてしまうぐらい...。なので、本を読んでもそのタイトルや具体的な内容も忘れますし、ニュースを読んでも地名など忘れますし、事業計画を見ても数字を正確に脳に焼き付けられないなど、結構いろいろと苦労しています。学生の頃からこんな感じです。
学生の頃、では何をしていたかというと、学校から帰宅後、授業中とったメモをもう一回清書していました。毎回、授業の内容を家で学び直していました。他の人の倍以上、学ぶのに時間がかかっていたかもしれません。でも、そのおかげで、試験の日には覚える必要のあるものを覚えて臨むことができていました。(翌日、すぐに忘れましたけど汗。)
なので、当時のその学び方を、非効率ではありますが、このnoteを使いながらやっていきたいと思います。時間は有限なので、得た情報すべてを書けませんが、読んでいて面白いと思った本や、聞いて面白かったpodcastを、たとえば英語から日本語に意訳して記録したり、印象深かった言葉を引用したり、少しずつインプットした内容をアウトプットしていきながら身につけていきたいと思います。
そんな感じでnoteを使っていくので、たまに「誰得?」という感じの記事を書くかもしれませんが、私と一緒に学んでいくというようなスタンスで、温かい目で見ていただければと。
ちなみに、Twitterもやっております。よければぜひフォローしてください。
それでは、よろしくお願いします!