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洗濯機を買い替えた日記 その2〜選択の条件〜

高い買い物ではあるが、新しい物を買うのはそれなりにウキウキする。
せっかくだからなるべく気に入ったものが欲しい。
暴れる洗濯機を宥めて使いつつ、新しい洗濯機を探す。

やはりここはシェアNo.1のパナソニックか。
芦田愛菜様お勧めのHITACHIか、底力で困難を乗り越えて頑張る東芝か。
買い物は買う前が一番楽しい。
あれやこれやと妄想は膨らむが、どうしても譲れない条件を先に挙げるべきだろう。

1、洗濯機は縦型
 干す時間はあるし、ドラム式は贅沢な気がする。

2、洗濯可能容量は10キロ以上。
 現在使用中のは6キロしか洗えない。
 無理を承知で突っ込むので洗濯物が巻貝になる(洗濯ネット使えとは思う)のだが、当時の条件でそれしか置けなかったのだから仕方がなかった。
 ちょっとしたスーツやコートまで洗える昨今、最低10キロは譲れない。

 さあ、条件はたった二つ。
 資金も用意した(今の洗濯機って高いわ)。
 あとは買うだけだ!

 ネットで色々みてもよくわからない。ぶっちゃけこのご時世、それぞれの売りはあれど、実際のところあんまり変わんないじゃないのか? という気持ちになる。
 例えば、運動部や外仕事の多いご家族がいたなら汚れ落ちに強いもの、もしくはおしゃれ着をたくさん持っているならソフトな洗いがいいなど、はっきりと優先される条件がある場合は別だが、私は普通に洗えて、巻貝にならなければいいの。欲しいのは洗ったという事実。
 もともと多機能を使いこなせない自覚がある。
 電子レンジはスチーム機能が付いているが、使ったことがない。ただ、内部が平で拭きやすそうというその一点で選んだものだ。スチーム機能の水入れは外している始末。
 機能は複雑でなければないほどありがたい。
 が、しかし、洗剤・柔軟剤自動計量という機能を見た途端脳汁が溢れた。
 所定のタンクにあらかじめ洗剤、柔軟剤を入れておくと、洗濯量に合わせて自動で投入してくれるらしい。
 えっ? 今はそんなことができるの?
 なんと素晴らしい機能なんだ。考えた人は神か。
 根っからズボラで面倒なことはできるだけ避けたい。ちょっとでも楽をしたい。しかも加齢で指の関節が痛い(何の意味があるのか?)
 毎日毎日「はい。今日の水量30リットルですので、適量の洗剤を入れてください」という洗濯機の指示で、洗剤を透明のキャップで測って入れていたが、あれがなくなるなんて夢のよう。洗濯洗剤の計量蓋は透明で(白もあるのか)計量ラインがものすごく見づらい。老眼なんですよ。知りませんでしたか? 
 いい加減計量ラインを赤い線にするとか太い黒線にするとか、ユニバーサルデザインにしてほしい。多分そうすると容器の値段が高くなるんだろうけど、入れ替えボトルなら1回の出費で済むから許容範囲に収まるのではないか。
 とにかく毎日の地味なあの苦行がなくなると考えただけで涎が出そうに嬉しい。
 若い時の苦労も、歳をとってからの苦労もしないで済むならしたくないです。
 この機能つきにしよう! と心は決まった。
 
 というわけで、量販店に実物を見に行くことにする。(実物を見たい世代)
                 洗濯機を買い替えた日記 その3へ続く
 

 ※イラストACのフリー画像を使用しています。   

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