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健康経営=投資ってどういうこと?🔰初心者向けまとめ🔰

健康経営って、要するに何なんですか!!!
(心の叫び)
この記事は3分で読めます。


こんにちは。
VC工業の不健康な健康経営担当、ぽんだです。

なんと、後輩のケイちゃんがぽんだの似顔絵を描いてくれました🤩‼️
び、美化されすぎている…!
だがしかし可愛い!!
これから似顔絵使っていきます!♡

ケイちゃん(後輩)が描いてくれたぽんだの似顔絵

早速本題に入ります。

昨今、巷で噂になっている『健康経営』について。
いや、もう社会の主流なのかもしれません。
とりあえず健康経営って何ぞや?!という方に向けて、今までぽんだが学んできたことをこの記事にまとめていきます。


健康経営とは

従業員の健康保持・増進の取組が、将来的に収益性を高める投資であるとの考えの下、健康管理を経営的視点から考え、戦略的に実践すること

経済産業省「企業の『健康経営』ガイドブック改訂第1版」(平成28年4月)

健康経営は日本だけでなく全世界でも注目されています。
なんとこれ、経済産業省が激推ししている取り組み。
経済産業省が健康経営について説明しているサイトのリンクを貼っておきます。
「健康経営をサクッと簡単に知りたい!」という方は、このまま最後まで読んでいただけると嬉しいです😊

▼経済産業省のサイト

健康経営に取り組むということは、従業員という資源を資本化し、企業が成長することで、社会の発展に寄与することです。

ここで注意!
従業員の健康増進等にかかる支出は
「管理コスト」ではなく、「投資」です。
投資とは利益を見込んでお金を出すこと。

大事なことなので2回言います。
健康経営は単なる管理コストではなく、利益を生むことを目的とした、人を活かすための投資と捉えることが重要になります。

なぜ健康経営が着目されているのでしょうか?
従業員の健康保持・増進の取組にどのように投資して、どのような利益を得ることができるのでしょうか?

まずは健康経営が注目されるようになった社会的背景から考えていきましょう。


なぜ今、健康経営?

①どんどん進む高齢化社会と、生産年齢人口の減少

2025年には超高齢化社会を迎える日本。
人口の約3人に1人が65歳以上になるんだそう。
生産年齢人口である15~64歳は減り続け、この現象は今後も長期的に続くと予想されます。
ご存じの通り、日本では高齢化が急速に進んでいますが、高齢化に対処する時間があまりにも短いことに対する危惧が増大しています。

皆さんも聞いたことがあるのではないでしょうか?
『生涯現役社会』というワード。
日本政府の目標は、長寿を目指すことから健康寿命を延ばすことに変わりました。
働く人材確保のためのみならず、医療や年金制度などの社会保障制度の維持のためにも、今の時代に求められるのは65歳以上の高齢者も生涯現役であることです。

65歳以上になっても、豊富な知識、経験、資格等を活用し、生き生きと働くことができれば…
生産年齢人口(15~64歳)が減ってもなんとか経済を回すことができるかもしれません。

(ぽんだも常々思うのですが、歳を重ねても、いつまでもハツラツ&健康でいたいものです。)

②中小企業、慢性的な人手不足問題!

一般的に、企業が製品やサービスを提供するには、従業員、商品、資金などといった「人・物・金・情報」の4つが必要です。
その中でも最も大切なのは、やっぱり「人」!!

少子高齢化が急速に進んでいる現在。
そして中小企業は万年人手不足の状態!
中小企業では一人ひとりの業務範囲が広く、代わりが利く人もほとんどいないため、人手不足は深刻な問題となります。

人材を確保するための一般的な手段は採用ですが、中小企業は採用したい学生数に対し、3分の1以下の応募しかない状況が続いています。
こうなると、少数の応募者から選考しなければならず、質・量ともに希望通りの人材を採用できる中小企業は全体の一部に限られます。

ある調査によると、学生が中小企業を志望する理由は「会社の雰囲気がよい」「やりたい仕事に就ける」の2点が多いという結果が。
人手不足を解消するには、従業員が働きやすい職場環境を整える必要があるといえます。

かつて、労働人口の多さは日本の唯一の資源であると言われていました。
しかし、少子高齢化が進み、生産年齢人口(15~64歳)が少なくなっている今、労働人口の多さだけに頼るわけにはいかなくなってきています。

大企業・中小企業にかかわらず、企業が永続・成長するためには従業員の存在が必要不可欠です。


従業員の中の誰か一人が考えた商品が大ヒットし、企業の存続につながるかもしれない。

誰か一人の気づきや仕事ぶりによって、会社の未来が変わるかもしれない。


従業員は宝です。
労働人口が減り続ける今、企業にとっての従業員は、「人的資源」から「人的資本」へ変わり始めている時だと思うのです。


健康経営の目的・メリット

企業にとっての、健康経営の目的はズバリ!
経営利益』と『従業員の健康確保』の両立です。

従業員を健康にすることは企業の目的ではなく、あくまでも手段。
そして、企業にとって、従業員は企業を成長させるための資本です。
今働いてくれている従業員が、持っている未活用の知恵や異なる知識を最大限発揮できるようにするためにも従業員が健康的に働ける環境を整備することが生産性向上&企業の業績アップの鍵になります。

健康経営に取り組むことにより、従業員が身体的・精神的・社会的に健康になると、業務パフォーマンスが上がります。
経済産業省が実施している「健康経営度調査」の結果でも、社員の健康は企業の営業利益と強い関連性があったことが明らかになっています。

また、組織が活性化し生産性が向上することで、今後も成長し続ける将来性がある組織だとみなされ、株価/時価総額が上がる、就職希望者が増える、といった企業価値向上も期待できます。



「従業員の健康に関する取り組み=コスト」だと考える企業もまだまだ多いと思います。
まずは企業のトップや役職者の方の健康経営への理解を促し、皆様の会社でも健康的に働ける環境づくりを進めていきましょう。


VC工業(株)健康経営担当 ぽんだ


VC工業コーポレートサイト
https://www.vcjapan.jp/

X(旧Twitter)…後輩のケイちゃんが運営しています。
https://twitter.com/vc_healthy_

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