製作日記25 ライブルーピング・即興演奏・ポエトリーリーディング
Googleポエトリーディング、2本目です。
リフから伴奏パートを即興で創り上げるのをイントロとしつつ、ポエトリーリーディングで曲の"テーマ"を提示、その上でソロを行っていく……という形式ですね。
今回のタイトルは"浴室と浴槽"です。
湯船につかっていると、なんか考え事をしてしまって、異様な時間が過ぎていることがあります。
そんな人、多いと思うなぁ。
歌詞はこんな感じ。
2m四方のハコ、
それは物思いにふけるのに最もふさわしい。
隔絶された場所、
初めは熱い湯につかっていたはずだ。
もはや立ち上がる気力すらないのかもしれない。
最初は蜃気楼すら見えていた気がする。
もはやここを出る勇気すらないのかもしれない。
2m四方のハコ、
ここは物思いにふけるのに最もふさわしい。
歌ってないから歌詞じゃないか。
普段、即興演奏でライブルーピングをやってる私ですが、少し前からそこに「歌詞」をつけたいと考えていました。
しかし、リフだけ決めて、後は即興で演奏するというスタイル上、なかなか歌を載せるというのは難しいのです。
特に、歌がそれほど上手じゃない、というか音痴な私にとって(音痴だが、音程が分かるから余計にしんどい、けど歌うのは好き)。
要するに、即興で歌えないんですよね。
ボーカロイドでメロディーつけてそれをサンプリングして……ってのも考えたのですが、メロディーを作るという作業が発生してしまって、私にとって即興味が薄れてしまいます。
そんな折、台湾ロックをぼーっと聞いていたときに、
「あ、ポエトリーリーディングあるやん」
って気がつきまして、この形に。
そういえば、前テーマ、ソロ、後テーマという形にすればジャズ味が出てきますね、たぶん。