ユーコさんー3
「こんなん(状態)が 2年ぐらい続いてさぁ。レシートは毎回もらってたけど 経費で落ちひんからって全部捨てられてん」
「ぇええ〜!それ あったら 離婚の時の慰謝料とかの証明に使えたのに」
「なぁ。。。ほんまに ムカつくわ・・・すーさんの話って ハッキリ言ってキャバ嬢のことばっかりやねん。ナントカちゃんはどう、ナントカちゃんはこう、とか。中身がないのによぅ聞いてるゎコイツ怒・・・と思ってたら、すーさんって視点がグローバルやから勉強になるやろ?って言いよるねん!もぅ はぁああああ!?まぢで時間の無駄!って思ってたゎ怒怒
で 結局すーさんが関東転勤になって やっとこの馬鹿げた呑み会が終了して」
「やれやれですねぇ」
「ほんなら いきなり 家買おう!とか言い出して」
「へ? 家ですか?」
「こないだまで すーさんに散々奢り倒して 貯金なんか全くないのに何を言うてるんや と思ってたら」
「?」
「俺の親が買う言うてるって」
「え?・・・もしかして」
「そぅ、もしかせんでも ソレや!金出したるから同居せぇ 言うやつ」
「ひゃぁー サイアクぅ」
「ホンマに。アタシは家なんか欲しくなかったし 考えてなかったのに」
「そぅやったんですね」
「で 散々抵抗したけど結局 3対1 でアタシの負けやん。わかってたけど。だいぶ言うたんやで、ホンマに家なんて欲しくない、そこに永住するかも分からんのに家買ってしまうのはリスクや、とか。
あとは同居しても世話はしない、将来的に介護はしない、こっち二人は家で食べない(ハシビロ注:飲食店勤務なので店で食べるからいらない、という意味)、お互い生活のペースとプライベートな空間は守る、勝手にヒトを呼ばない、勝手に予定を入れない、・・・その他もろもろ
ま 全部さくっと無視されたけどね」
「ぇえ!!なんなんですか!」
「アタシは家よりも、オーナーから店買い取って自分らでやっていこう、そのために頑張る、とは言うたけど。いつまで雇われ店長のままなんや?って。いつになったらオーナーになるんか期限決めて、言うたら 家買うって言い出して」
「もぅ なんでなんですか! 怒」
「向こうの親からしたら、その時点で結婚7年目やったから いい加減 子供作れ、ってなモンじゃない?アタシは店のこと第1やったし べつに子供も家も ほしいとも思ってなかったから無視してたけど、 アイツ一人っ子やったし孫見せて親孝行したかったんかなぁ・・・」
「ぃやでもだからって・・・呆」
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