AI談義は続く−2
「たとえば ウチの常連さんで男性の方がいてます、いっつもキレイなお姉さんといらっしゃいます、と。いつも同じお姉さんですよ。多分フツーにOLさんかな?な雰囲気です、決して夜の商売のお姉さんではないです。」
「ぅん」
「いつも えぇ雰囲気で まぁたぶん彼女さんでしょうね」
「それは わかるよね、二人の関係性はね」
「で この男性 ある時 いつもと違う女性といらっしゃいました、なんとなく奥様っぽいなぁ、とハシビロは感じました、と。」
「ぉお! そんな人いるのー?」
「いますよ怒 で この時ハシビロやったら いままでの事はまるっと無視して対応します。【いつもの】とか【以前の】とか絶対に言わないです。」
「そりゃそーでしょ、そんなの💦」
「でもAIって覚えてるのが取り柄なんでしょ?コミュニケーションとる手段として、例えばこの機械が『今日はいつもの女性ではないんですね』とか『先日ご注文の・・・』みたいなことを言っちゃったら」
「あ・・・でもそこは何回か学んだら💦」
「だーかーらー!学んでる途中だろうが何だろうが この一言で一発アウトです。なんで同じ店に彼女と奥様と各々で来るかって、ハシビロを信頼して下さってるからでしょ?それを一言で踏み潰されたら!このポンコツどぅ責任とってくれるんですか?って話ですよ。で、こんなの気持ちとか心のない機械に どないして教えますの? それを教えようなんて そんな超ド暇な接客業のニンゲンなんて いてまへんで」
「そっかぁ。。。危険だなぁ 💦💦」
「・・・?・・・センセ?・・・心当たりあるんですか?」
「・ ・ ・ いゃ ないけど。。。男性陣は要注意だねぇ」
「何が要注意なんですか?」
「ぇえっと・・・💦💦💦」
「まぁ 要注意なんは男性だけやないですしね笑」
「ぇえ!? あ・・・💦💦💦」
「ま そんなこと言いそうになったら 電源落とすより先にハンマー⚒でぼっこボコにしますけどね ぇっへん」
「ぅうーん、そぅか、おもてなし は だいぶ先かも、だね・・・」
「まぁ たぶん ずっと無理ですよ、人の気持ちがわからないんでしょ?
ヒトを思いやるとか機械ごときがそこまでできませんって」
「そうかなぁ」
「本当の意味で人を癒せたり、思いやったりできるのは 人でしかないです。 と ハシビロは思います。」
「そっかぁ 面白かったよ、ごちそうさま」
「ありがとうございました。 ほんなら お会計5000万円でいいです。」
「・・・笑 大阪だねぇ、しかもなんか安くしてあげたよ、な雰囲気まで笑」
「ね、こういぅちょっとしたことが はたして機械にできるんか?できるんやったら やってみせてもらおぅやないか と思てますゎ」
「・・・ やっぱり 今日もハシビロちゃん コワい・・・💦💦💦」
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