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大阪弁

「こんばんわぁ、ぁら まいど」
東京在住のお兄さん(オトコのコの日) ご来店
「よっ、元気ぃ?」
「元気ですよぉ!暑いけど」
「本当に今年は暑いよねぇ」
「ねぇ、猛暑超えて酷暑 ですって」
「なぁ。 ところで、 読んでるよぉ」
「ぇえ!ホンマですかぁ、ありがとうございますぅ!」
「ぃや、たまにね、まだ全部は読めてないけど」
「ぃやぃや、ぼちぼち読んでって下さいな、嬉しいですぅ!」
「ちょいちょい笑えるよね」
「ぷぷっ・・・まぁ、大阪人なんで 笑いは大事!」
「笑いを意識してるの?」
「ぃや、勝手に笑い話になっていくだけなんですけど。。。」
「勝手に笑いになるのは大阪ならでは、かな? オチもあるしね」
「そこは絶対ですよ!オチのない話なんて誰も読んでくれませんやん」
「そう?僕はなくても読むけど」
「そらぁ兄さんは東京のヒトやし!大阪人はオチがないと あきまへん」
「ぇえ、そうなのぉ?厳しいなぁ・・・💦」
「大阪人の会話の基本ですもん笑」
「まぁそれはいいんだけど、若干ひらがなが多いなぁって気になって」
あぁぁああ!!!ソレぇええ! それ もぅ 宿命ですゎ」
「宿命なの?なんの?」
「大阪弁で書いてる宿命ですぅ!そら漢字で書いても大阪弁に読んでくれはるんやったら漢字で書きますけどぉ!」
「どういぅこと??笑笑」
「例えば 仕方ないって書いて しゃぁないって読んでくれるんやったら
仕方ないって書きますけど」
「読むわけないぢゃん!」
「せやから ひらがなで書くんですぅ!あと 大阪弁の特徴で小さい文字が多いんですゎ」
「小さい文字って?」
「ですゎ の ゎ とか。しゃぁない、もですけど 違います は ちゃいます って言うし」
「確かにそうだね、小さい文字の発音が多いねぇ」
「ビミョーに伸ばしたり アクセントついてたり。。。方言やもん、しゃぁないですやん」
「そうか、そうだねぇ、でも よく大阪弁で書くの決断したよねぇ」
「大阪人やし!標準語や東京弁で喋ってへんし、ハシビロの周辺の話を書くとなると そら大阪弁やないと!」
「そっかぁ、標準語にしたらダメかぁ」
「ダメ言うか おもろないでしょ 今の大阪弁で喋ってるのがぇえんですゎ」
「そぅかぁ、大阪弁 勢いあるもんね」
「勢いっていうか リズムっていうか・・・なんしか みんな思い思い勝手に喋りますしね」
「ぅん、なんかそんな感じだね」
楽しいでしょ、大阪?
「はぃ、楽しいです・・・」
「ホンマに思てますぅ?疑わしいなぁ」
「。。。皆さん早口で勢いがあって、たまにコワいですぅ・・・」
それも込みで 大阪や!
「ほら やっぱり ちょっとコワい」
なんやて!
「ぁ ぃえ なにも・・・」


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