読書−2
「高3の途中で 活字中毒になってたんですよ」
「活字中毒・・・?」
「なんか活字に飢えてるというか・・・注釈とか約款とかの小さい文字までせっせと読み出して・・・」
「ぁ それはビョーキ」
「でしょ!? さすがに自分でヤバいって気付いて」
「気付いたか!」
「ちょっとづつ 離れていって 高校卒業のころには まぁまぁ 通常レベルに戻ってて」
「戻れたのか・・・」
「高校卒業したら 働き出したせいもあって 今度は図書館が身近にないから 普通に遠ざかって」
「まぁ そうなるか・・・」
「で たまに 話題になってる本の つまみ読みしましたけど ぐらいですね」
「つまみ読み て・・・笑」
「書いてる方には失礼なんでしょうけど・・・すんません💦」
「でも 学生時代に かなり読んだんだねぇ」
「と 自分では思ってるんですけどね。。。ハシビロの場合、スポーツも部活もテレビもマンガも音楽も 友達と遊ぶのも 親に禁止されてたから 本ぐらいしかなくて💦」
「ぇえ!? なんぢゃ そりゃ?」
「まぁ、そういぅ親やったんですよ、で 勉強してなくても本はOKやったから とにかく ひたすら本読んでたんですよ、ホンマに夢中で読んでたなぁ」
「面白かったんでしょ?」
「ずぅっと空想してましたもん・・・ま あれはあれで楽しかったなぁ」
「ぢゃぁまぁ 良しとしよか」
「でね ちょっと前に 読んだんですけど」
「ナニを読んだん?」
「ナニカの記事かなぁ? なんで古文とか勉強するんですか?みたいな質問に対して のお返事を どこかの先生か学者さん が書いてはったんですけど」
「ぉお!なんてなんて?」
「日本人の心を学ぶんです、な意味やったとハシビロは捉えたんですけど」
「ほぅ」
「どういう気持ちの時に こんな風景を見てどう感じたとか思ったとか
要するに その時々の相手の気持ちを考える というか 思いやる心を育てる学問なんちゃぅか!?と思って」
「ぉお、壮大なテーマになってきたなぁ」
「ハシビロがずっと空想してたんと おんなじ事言うてはるゎぁ! と思って嬉しくなって」
「そんな空想してたの!?」
「へ? 違うの!? 主人公に自分を同化させて一緒に悲しんだり嬉しくなったり・・・え? 違うの?」
「僕は第三者目線で 追っていくだけかなぁ」
「えぇぇええ! そんな読み方があるんや! 知らんかった!今度 やってみよ」
「ぃや ハシビロちゃんは もぅ えぇでしょ、同化する読み方のプロでしょ」
「なんや そのプロ? 聞いたことないゎ!」
「笑笑 やっぱり 大阪のヒトにツッコミ貰ってやっと 大阪に来たってカンジするね、これがないと ね」
「ほな 兄さんいらっしゃった時は盛大にツッコミますゎ!」
「ぁ ぃや ぁの お手柔らかに・・・」
「ぃやぃや 遠慮は無用、びしばしツッコミますね!」ハシビロにやり
「・・・ いらんこと 言うてもぅたかも・・・」兄さんヒヤリ
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