COOP留学とは②
こんにちは!としです。
クリスマスを目前にバンクーバーでは異例の大雪で大変なことになっています(@_@)
さて、今回は前回に引き続き、COOP留学について捕捉して説明していこうと思います!
COOPとワーホリの違いについて
COOP留学とはどんなものか前回の記事を読んでくれた方はわかっていただけたと思います。ですが、いまいちCOOPとワーホリの違いがよくわからないよっていう方に向けて、詳しく説明します!
結論から言うと、目的によってはっきりと分かれます!
以下に向いている人を示します。
COOPのほうが向いている人
専門的な勉強をしてスキルアップさせてから特定の職で働きたい
COOP後にワーホリに切り替えてカナダに長く滞在したいor永住権を狙いたい
インターンシップで現地企業に就職して日本帰国後の就活に役立てたい
30歳を超えているが、カナダで就学&就労したい
ワーホリのほうが向いている人
職種は問わず、とにかく海外で働きたい
日本での経験があり、同じ職種で働きたい
日本での生活に疲れて1年間の休暇をとってゆっくりと穏やかに暮らしたい
バンクーバーやトロント以外の都市で生活したい
ざっと並べてみました。
特にレストラン、カフェやベーカリー、アパレル、ショップ店員などはワーキングホリデーでも働けます。日本での経験、つまり職歴があればその職に就くこともできます。
さらにワークビザを出してくれるところに就けば、永住権も狙えます。
COOP留学の場合、多くの学校はバンクーバーかトロントになります。そのため、その2都市以外で生活してみたい場合もワーホリがおすすめです。
一方、オフィスワークや専門職に就いてみたいという方はCOOPのほうがおすすめです。ワーホリは年齢制限があるので30歳を超えてしまった方はCOOPで就労をすることが出来ます。
COOPの後にワーホリに切り替えることもできるので長くカナダに滞在したい方にもおすすめで、長いプログラムを選べば座学1年インターン1年、ワーホリ1年の合計3年間も住めます。永住権取得を前提にしたい方はインターン先探しの際からワークビザサポートしてくれる会社を探すとより現実的になります。(COOPのインターン期間は永住権申請の際の条件に当てはまらないので)
公立と私立について
カナダのカレッジには、公立と私立があります。
これも人によるので以下に示します。
公立カレッジの場合
PGWP(ポスト・グラデュエーション・ワーク・パーミット)と呼ばれるビザを活用して永住権取得に役立つ
ネイティブの学生と一緒に学べる
費用が私立カレッジに比べ高い
私立カレッジの場合
卒業後のPGWPが出ないので永住権を目指す場合は、ワークビザサポートしてくれる会社を探すしかない
主に留学生用の学校であるので、ネイティブはいない
私立カレッジのほうが費用が安い
他にも色々あると思いますが、個人的には永住権を取得したい方以外は私立カレッジで十分です。ネイティブの学生はいませんがコミュニティなどに参加すればネイティブとも繋がりを作ることが出来ます。さらに費用的に安いです。というのも私立カレッジは元々留学生を対象としており比較的安価で入学できますが、公立カレッジの場合はネイティブが通うのを前提としており、留学生料金は高くなります。
一方永住権をとりたいのであれば2年以上のカレッジの場合にPGWP(ポスト・グラデュエーション・ワーク・パーミット)と呼ばれる卒業ビザが3年分出るので永住権取得がしやすくなります。ですが、学士以上の学位を目的としない場合、奨学金をもらえないのがほとんどなので、そもそも永住を狙うのであれば同じ卒業ビザがもらえる大学もしくは大学院で奨学金をもらいながら通うことのほうが個人的には良いと思います。
バンクーバーVSトロント
次にCOOP留学を考える方に多くある悩みであるバンクーバーとトロントどっちがいいのか都市の特色とともに紹介します。
バンクーバー
日本食レストランや日本のスーパーがトロントに比べ多い
気候がカナダの中では穏やかで冬はトロントほど寒くならないが雨が多い
COOP留学の場合、有給インターンが保証されている
スタートアップ企業が多いので未経験者に優しい環境
トロントに比べ日系企業が多い。
旅行はビクトリア、シアトルを始めとするアメリカ西海岸が近くて行きやすい
トロント
カナダ最大都市で、大都会
コリアタウンやグリークタウンなどの多くのエスニックタウンがある
バンクーバーに比べ日本人が少ない
旅行先が豊富。世界的に有名なナイアガラの滝、首都オタワ、モントリオール、ケベック、ニューヨークをはじめとするアメリカ東海岸が近い。ヨーロッパ諸国にも直行便がある。
ざっと紹介しました!バンクーバーは田舎というほどでもないですが、大都会ではないです。都会のほうがあってる人、田舎のほうが良いというひとに分かれますね!
トロントは冬の気温が基本マイナスで、-10℃から20℃の間で変化します。体感温度は-30℃ほどらしいので寒いのが苦手な人は要注意です。雪も多いです。
バンクーバーの冬は雪は多くないですが、雨が多く降ります。
旅行先としてはトロントのほうが圧倒的に多いです。何よりも世界的に有名なナイアガラの滝までバスで2時間半ほどで行けます。首都オタワ、カナダ第二の都市モントリオール、世界遺産に登録されている旧市街があるケベックにも近く、アメリカはニューヨークをはじめとする東海岸の都市、キューバなどカリブ海の国々にも行けます。ヨーロッパ諸国には直行便が出ており、7~8時間程度でイギリスやスペイン、フランスなどに行けます。
バンクーバーは西側最大都市ですが、西側は発展が遅れたので、スキーリゾートとして有名なウィスラーや、大きな湖があるケロウナ、世界自然遺産に登録されたバンフなど田舎の都市が多いです。BC州の州都であるビクトリアですら電車も通っていない田舎の都市です。田舎が好きか、都会が好きかで選ぶのも良いと思います。
最後にCOOP留学をするにあたり、重要なことを説明します。
バンクーバーがあるBC州ではインターンシップは必ず有給でなければならないとされており、有給インターンシップが保証されていますが、トロントがあるON州は有給、無給どちらでもいいとされています。
それに加え、トロントはカナダ最大都市なので大企業が多いです。未経験者は特に注意が必要で、仕事が見つからないなんてこともあるようです。経験者おすすめの都市ですね。それに比べ、バンクーバーはスタートアップ企業が多いので仕事未経験者でも仕事が得やすいです。さらに日系企業も多く、我々日本人にとって仕事が得やすいです。
さらにビザの期間が採用に影響するようで、6か月働ける人よりも、1年働ける人、1年働けるビザより2年働けるビザを持っている人のほうが有利です。なのでインターンシップ期間が長いプログラムをとることをおすすめします。
私は上記の理由でバンクーバーにしましたが、正直後悔しています。バンクーバーの周りには良い観光地はまあまあありますが、バンクーバー自体にあまり魅力的な場所がなく、あまり大都会ではないのに家賃も物価も高いので、インターンシップ期間でトロントに行こうと思っています。厳しいのは承知の上でチャレンジしていきます。
COOP留学の魅力
最後にCOOP留学の魅力について語っていこうと思います。
これまで書いてきた通り、私は大学卒業してから社会人の経験無く、直で来たので仕事経験も得られるこの留学方法がぴったりでした。
さらに長期での海外経験が欲しかったので2年以上もカナダにいられるのはうれしいポイントです。私はCOOPのあとにワーキングホリデーに切り替えて職歴をさらに積む予定です。合計3年間という長い期間をカナダで過ごせるのでかけがえのない貴重な体験になると思っています。
カナダ来てみての正直な感想
私は元々永住権取得を狙うつもりで来たのですが、寒いところが嫌いなので他の国にしようかなと思っています。バンクーバー、ビクトリアの都市以外は本当に冬が厳しい寒さです。
永住権取得も大変なプロセスなのでそこまでして住みたいかと言われるとそうでもないかなってなりました。。。
カナダに来る前は絶対にカナダで永住権目指すんだと思っていたのにここまで自分の気持ちが変わるとは自分でも驚きです。
永住するとしたら都市はやはりトロントだと思っています。豊富な旅行先があり、何よりもナイアガラの滝に近いところが最大の魅力ですよね。
夏の期間にトロント、オタワ、キングストン、モントリオール、ケベックに一人旅で行ってきたのですが、本当に素晴らしい街でした
東部の都市も厳しい冬の寒さが無ければとても魅力的な都市がたくさんあります!
カナダに限らず、カナダや北欧などの国はできれば夏の間に行くのがおすすめですね。
話が少しそれましたが今日はここまでです!
見てくださり、ありがとうございました!
ではまた!