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いつのまにか子どもは成長して味方が増えていく

義実家は贈り物が大好きで、子どもたちが小さい頃はおもちゃ、服、食料品など、よく宅急便で送ってくれていました。
その気持ち自体はありがたいのですが、働いて、保育園に迎えに行って帰宅した後に、お風呂に入りたいけど、ひたすら宅急便を待つ、ということをしなければいけませんでした。
子どもを早く寝かせたいけど、宅急便が来ない。しょうがないからダッシュでお風呂に入ることにして、髪の毛を洗っているとインターホンの音が聞こえます。
「すぐ行きますー!!!」と叫んで、なんとか服を着て、ビチャビチャの頭のまま、荷物を受け取ったことも何度もありました。

再配達してもらえばよくない?って思いますよね。
いや、そうなんだけど、結局また同じことになってしまいます。
日曜日には夫は急に出かけたがるので、帰宅時間が読めませんでした。

それが今では小6長男や小3長女、時には年長次男が宅急便の荷物を受け取ってくれるんです。私は宅急便を恐れず、お風呂に入れるようになりました。必ず子ども3人と一緒にお風呂に入る時代は終わったので、誰かと入ることもありますが、私はだいたいゆっくりお風呂に入れます。

そして私はとても料理が苦手です。私は苦手なことが人よりも多いのですが、特に料理は全く克服できません。子どもたちが小さい頃は赤ちゃんを抱っこしながら、片手で包丁で野菜を切ったりして、本当に大変でした。

それが今では帰宅するとご飯が炊けたにおいがしていて、長女が汁物を作ってくれている日があるんです!そして食洗機の中身をかたづけて、お風呂まで沸かしてくれている時もあります。
もしくは夫が早い日は夫が夕食を作ってくれることもあります。

一昨日、帰宅すると長女がテーブルにごはんを並べてくれていました。
金曜日に長女が作ったお味噌汁と、土曜日に夫が作ったシチュー、それとレンチンしたお米。

汁&汁!!
と一瞬思いましたが、それでもありがたいことには変わりありません。
「もずくと納豆もつけとく?」と言って、子どもたちに希望の副菜を配りました。

何もかも1人でやらなきゃいけないと思ってた。
実際1人でがんばってきた。

でも子どもたちが成長すると、こんなに味方になってくれるんだな、と思って、感動してしまいます。あと、夫もだいぶ成長したんだと思います。

長女が用意してくれたごはん食べて
「もうママは1人でがんばらなくてもいいんだね。ありがとね」と言ったら、泣けてきました。

私はもう十分幸せなんだと気づきました。
そのことをすぐ忘れてしまうのですが、何度も思い出そうと思います。

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