パリ五輪の開会式が、色々とSNS上では物議を醸しているようです。
キリストが太ったレズの女性となり、使徒がLGBTのドラァグクイーンになり、裏切りのユダは、子供の姿で描かれているようです。
まるで、真逆の悪の世界を描いているように感じます。
その後に、次のシーンに変わります。
最後の晩餐では、パンとワインが出されましたが、メインディッシュは、青い肌をしたおっさん姿のディオニューソス神でした。
ディオニューソス神は、幼少の頃にニンフに育てられ、女装をしていたと言われ、ギリシャの詩人アイスキュロスは、「お前はどこから来た、女男(ギュンニュス)よ」と呼び掛けた、という話があります。
ただ、この青いおっさんディオニューソスからは、女らしさが微塵も感じられません。
一方、パリのルーブル美術館所蔵のディオニューソスは、以下のような像で、いかにも女男(ギュンニュス)という感じに見えます。
このディオニューソス像が、フランス系フリーメーソンリーからアメリカ系フリーメーソンリーに贈られた、自由の女神像(ニューヨーク)に似ているという話があります。
確かに似ているし、頭部の7本の突起は、パリ五輪開会式の太った女性の後光の7本の突起と似ているように思えます。
また、緑に近くなっていますが、青いディオニューソスとも思えます。
日本人向けのWikipediaでは、自由の女神となっていますが、英語表記にすると、Statue of Liberty となっていて女神ではありません。
そして、この青いディオニューソスは、オリンピックは私が作ったものと言わんばかりに、オリンピックの聖火を掲げているわけです。
そう解釈すると、このディオニューソスをメインディッシュにして、女性(?)たちが集まっている光景は、数あるディオニューソス神話の中の以下の光景を描いたものと思われます。
(追記)青は、フランス国旗の「青-白-赤」の「青」で、「自由-平等-友愛」のうちの「自由」を表しているようです。自由の像(Statue of Liberty)の「Liberty」の色でした。