即答できない人は要注意!せどりはビジネスでやってる?それとも趣味?
皆様ごきげんよう、月利改善アドバイザーのミズサワです。
いや〜、すっかり秋めいてま〜じでクッソ忙しい季節になりましたね〜。
ほんと。
この時期から11月中旬にかけて嘘だろ?ってほど忙しいです子供の行事。ハロウィンに娘の七五三に運動会に、予防接種に遠足に幼稚園のバザーに地域のイベントに…。
死ぬわ!分散してくれよ〜。
みなさん頑張りましょ!
というわけで、今回はアパレル中古せどりはビジネスでやってる?趣味でやってる?をテーマに執筆をしていきます。
はじめに結論から申し上げますと、ビジネスとしてやっていると即答できたあなたは必ず収益が伸びているはずなのでこの記事を読む意味がありません。
すぐに閉じてKPIを追ってください。
ご存知の通り「時間」はお金より価値が高く丁寧に扱っていかなければいけませんから。
さあ〜、即答できなかったみんな!
そんな君はどこまでいってもセミプロだ!
最初にビジネスを定義する
ビジネスとは「隙間を埋めること」「人助け」「価値の交換」などいろんな言葉で表現することができ、経験や状況によって表現が変わるものです。
まさに「正解はない」ものですね。
いろーんな捉え方がある前提で、私がアパレル中古せどりで稼ごうとしている人に向けてビジネスを定義すると、
「数字を改善すること」
となります。
ん〜、ちょっと抽象度が高いですね。
もっとわかりやすく言い換えると「登る山を決めて、山頂まで登り切ること」です。
山登りは地上から山のテッペンまで一足飛びで登り切ることはできません。
最初に登る山を決めて、いつ登り始めていつ山頂に到着するか。を決定し、中間目標地点を定めて、それまでの道のりで気を付けるべきこと、問題になりそうなことを調査し必要な対策を考え準備します。
で、実際に登ってみると想定よりも険しかったり、斜面が急すぎて登れないというトラブルや想像以上に美しい景色や言葉にならない充足感に出会ったりします。
ビジネスもこれと同様、計画を立てて実行して、課題を分解し達成フローをタスク化して改善サイクルを回す。実際にやってみたら想像してたのより苦しい、このルートじゃ無理だ…となったら、計画を修正したり、諦めずに頑張った結果収入が5倍に上がった世界を体験することができます。
つまりこーいうこと。
「目標を設定して計画を組んで、数字を詰めていくこと」
え?でも俺頑張ったら登れちゃったし!
計画なんか立てなくても頑張って稼いでるし!
生計立ててるし!
…だからアマなのよ。
セミプロは「最適な手段」と「再現性」が担保されない
クソ頑張ったらなんとかなった。
そう、せどりは根性である程度までいけちゃうんですよね。10万円くらいまでは頑張れば誰でも到達できるんです。
ですが、ビジネスとして運営できていないと数ヶ月から1年以内に次のような状態になります。
パターン1:場当たりな意思決定でただただ忙しい
「なぜうまくいったのか」「なぜ失敗したのか」の要因を分析し数値に落とし込んでいないから優先度の順位付けができず、とにかく忙しいのに大して稼げない。
また、目標を設定していないためどこから手をつけていいかわからずYoutubeの情報に踊らされてとりあえず色々手をつけるけど、どのくらい効果があったか計測できず再現性がなくなる。
一時的にうまくいっても狙って同じ結果を出せないから、売上が安定しない。
マジで目隠しして山登りしている状態。
パターン2:課題がわからないからとにかく頑張る
自分の直面している問題はなんとなく感じてるけど、要素を分解して具体的に認知できていないため、課題を段階的に説明できない。
つまり、自分は何をしていいのかわからないけど、売上が下がっているからSNSでリサーチしたら「写真力が大事!キレイに写真を撮ると回転率がケタ違いに上がる」というポストに影響されて、とりあえず写真力あげとくか!ってなる。
どの数字を上げたらビジネス全体にどんな影響があるのかを判断せず、とにかく「なんか良さそうな情報」に飛びついて色々やるもんだからこれまた死ぬほど忙しく毎日が不安。
たまたま当たっても課題を理解してビジネス全体を把握することができず、センターピンを特定しないまま事業を継続しているパターン。マジで疲弊する。
パターン3:1年後の状態がイメージできず適切なアプローチが取れなく毎日不安
一年通して、どこにどのくらいのキャッシュが必要で、目標数値に対して何を導入してどのくらいのコストがかかるかイメージできていなくてとりあえず頑張って何とかしようとするからマジで毎日不安。
1年間の成長フローがまったくイメージできないため、とにかく場当たりに必要そうなことをコストを計算せずやる。
「忙しいから外注さんを!」と考えるが、実際には自分の時給コストを計算してないから頼んだら思いっきり赤字になったりもする。
そして、外注さんが決まっても教育コストがめちゃくちゃかかって仕組み化がうまくできず「結局ワンオペが最高やん。」と全部自分でやってコアバリューを高めるためにコスト分配ができない。
決まって2月に「確定申告ヤヴァイんですけどぉ!!!」が口癖。
パターン4:データを採って改善しているけど収益に直結していないことばっかやる
「俺は違う!ちゃんと売上データを採って、改善してるぜ!」と思っているが、実際にはKPIを段階的に掘り下げていないから、改善しても大きな利益改善にいたらない。
つまり、収益に影響するのかしないのか判断できないまま、とりあえず目の前の結果に対してPDCAを回しているため、ロジカルにやれているはずなのになんかうまくいかないというパターン。
使える時間は限られているのに、優先度を決めてない状態で具体的な問題に対して具体的な対策を取るため、改善しまくるが収益は微増ということがほとんど。
例えると、木が枯れてる原因を特定せず、「枯れた枝葉を毎日せっせこ切り落としている状態」で、やれどもやれども無限に忙しく「根っこ」に目を向けてないため目標とタスクのギャップに気付けない。
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大体上記のパターンのどれかに該当して、とにかく頑張って疲弊して数ヶ月〜1年以内で退場していきます。
何はともあれ「稼ぐことを目的としたら」事業計画
山登りしようと思った時、登ったことがない山でも軽くはリサーチして簡単でも計画を組むでしょ。
ビジネスも同じ。
やったことがないことでも目標を設定して計画を組んで実行して改善する。
これをしっかり組むと売上目標が毎月純増するなんて計画は絶対に組めないし、どこでどうなってなきゃいけないのかが明確で、「明日やればいいか」とタスクを後ろに倒すことの怖さを理解しているから、自然と娯楽の時間が減って、与えられた時間の中でプライオリティの高い順に行動できるため家族間のコミュニケーションも改善したりする。
目標とする金額大きかろうが小さかろうが(5万円でも10万円でも)ビジネスとして収入を確立するには事業計画が必要です。
まとめ
「趣味でやるならせどりギャンブルを楽しんでくださいね♪」ですが、収入の柱を作ろうとした段階で、事業全体の設計図が必要です。
これは
「再現性(狙って同じ結果を出すこと)」
と
「最適化(手段の取捨選択をすること)」
が、継続的に利益を出すには切っても切り離せないファクターとなるためですね〜。
まだ事業計画を組めてないあなたはもっとも優先すべき課題ですよ。
目標金額から逆算してしっかり組みましょう。
ということで今日は以上!!