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狂言万作の会
3年ぶりの鑑賞です。
今回はチケットを購入するのが遅かったので、二階席になってしまいました。でも舞台全体を見渡すことができて、それも面白かったです。
以前見たときは、解説を萬斎さんがやっておられましたが、今回は石田幸雄さんでした。よく知らなかったのですが(今まで野村家三代しかよく知らなかった(;^_^A)万作の会ではかなり重鎮の方だそうです。
話も分かりやすく、興味を持って舞台を鑑賞することができました。
番組は(狂言では、演目のことを番組というのだそうです。)
小舞「八島 後」 飯田豪
能「八島」の間に舞うものなんでしょうか?
きびきびとした躍動的な舞。とても格好良かったです。
狂言「貰婿」 舅:野村万作 夫:野村萬斎
野村万作さんは、現在93歳だそうです。
正座から立ち上がる時に少々ふらつくものの、93歳にしてあの堂々とした所作と張りのある声、流石です。
大体、私なんかあんなにずんと立てないし(;^_^A
萬斎さんの格好良さは相変わらずでした。
萬斎さんが動くたび、声を発するたびに舞台が艶やかになり、引き締まる。
本当に華のある役者さんだなあと思いました。
狂言「六地蔵」 すっぱ:野村裕基
この狂言は初めて知りましたが、とても面白かったです。現代のコント的な要素もあって、客席からは結構大きな笑いが起きていました。
3年ぶりの裕基君は、成長著しく、声や動きが萬斎さんそっくり(⋈◍>◡<◍)。✧♡
これからの活躍が楽しみですね。
この日は、久しぶりに着物を着ていきました。
その前の週から何回か練習して、その時は上手く着れたのに、この日は何から何まで上手くいかない・・・(´;ω;`)ウッ…
胸はプカプカ浮いちゃうし、帯枕は上がらないし、帯揚げは皺皺だし・・・
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着物警察さん見逃してください!と思いながら過ごしました。
今年は、もう少し機会を見つけて着物で外出をしたいと思います。
でも、地方在住だと、なかなかそんな機会がないんですよね~~~
水の面は風に押さるる雪解かな/辻桃子
季語「雪解(春・地理)」
桃子先生は、青森在住でした。
雪国の春、川や湖にも多くの雪が残っているのでしょう。ゆっくりと解けていく雪解けの様子を「風に押さるる」と表現したところに、目と肌で捉えた春の始まりが実感として感じられます。