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貧乏は不幸?

ギャルを卒業して

すっかり落ち着いた嫁の職場に


私の中学からの友人が
入社してきたらしい。

お義母さんに会いたいって言ってますよ!😄

連絡先を教えてと言われたらしいが
そこはさすが嫁
軽くあしらったらしい🤭


子供の頃に
毎夜借金取りに怯えて
一家で夜逃げまで考えたという彼女は

お金より大事な物なんて無いよと
本気で言う。

大人になって
私が化粧品の代理店を始めると
すぐに彼女も始めた。
そして
私のレディさんを引き抜き
お客様まで横取りしようとしたので

何となく距離を取るようになった。


確かに私は
お金の苦労を知らずに育った。
だから
彼女のお金への執着が
理解できないのかもしれない。


彼女は仕事に対する情熱だけでなく
自分への投資にも余念がなかった。

生保レディの前職では
売上1位という輝かしい経歴を残した。

外見は武器!
それが彼女のアイデンティティー

子供の頃の家庭環境が
少なからず彼女の価値観に
影響を及ぼしたことは
間違いないと思う。


私はと言えば…

夫がある日突然会社を辞めてきたことで
生活は大きく変わった。

何不自由の無かった生活から
余裕という二文字が消えた🤣

それでも悲観的にならずにいられるのは

金銭的に裕福だったにも関わらず
幸せとは程遠い結婚生活を
体験したからだ。


お金は

私を救ってはくれなかった。

私は
血を吐くようにお金を手放した。

ホテルの豪華な食事を
手当たり次第に注文しては
一切手を付けない愚行を繰り返した。

私は…完全に病んでいた。


当時の夫は

そんな私を責めなかった。

ただ
蔑んでいた。

離婚してくれと言った時…

おまえは幸せなはずじゃないか!
いったい何が不満なんだ?

と言った。

は…ず…
幸せなはず…
はずってなに?


彼は幸せの価値を
お金で測れるものでしか認めない。



救ってくれたのは


何一つ持たない者の手だった。


貧乏は不幸……?



友人は相変わらず優雅に着飾って
芸能人みたいだと嫁が笑っていた。

どんな状況であっても
彼女が今幸せだと思えるなら

それは紛れもない幸せ😌🌸💓


貧乏だろうと
金持ちだろうと

幸せだと感じる
私たちのこの瞬間は


他の誰にも
決められないのだから…

















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