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妣に会いに行く

故郷の
小高い山の頂きまで

歩く

ひたすら歩く…

果てしなく続く山道




子供の頃は遠足気分で
楽しくもあった墓参りが

今となっては
試練のごとく
果てしない道のりと感じる


母の最後に向き合ったのは私だった

そして
何一つ出来なかったのも私

悔悟の想いは
何年経っても消えない

亡くなったその日に

新車を買いたいと高らかに笑った義兄と
遺産は全て欲しいと言った姉の

声が今も胸の奥に沈澱している


幸せに暮らしていると

信じ込んでいた

だから
亡くなる少し前の
母からの電話の真意を

見誤ったのではないか

私は
何も解っていなかったのではないか


母は

何故亡くなったのだろう

全てはうやむやなまま
年月は過ぎていく


どこまでいっても
通じ合えない家族

一緒にいることに
苦痛を強いられる家族

それも運命なら
受け入れよう



時々
無性に母と話がしたくなる




だから

また私は


此処に来てしまう




🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾

暑い夏がようやく過ぎていきます。
今、読むことも書くことも少しだけ
セーブしています。

エンディングノートは半分程完成

もう少しだけ残したい事があるので
また折を見て書きます✨

日常が怒涛のごとく過ぎていきます
あまりコメントも
出来そうにありませんが💦

落ち着きましたら
また遊んでください(* ̄▽ ̄)ノ~~ ♪









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