「あなたの行動は、恐れからきているか、それとも愛からきているか。」 ポッドキャストで耳にした、心理学者の言葉がひっかかった。 人間関係でのモヤモヤした気持ちや、フラストレーションが溜まっていた。 過去の出来事にとらわれて暗い気持ちになったり、まだ起こっていない出来事、起こるかも分からない出来事にやきもきしては、 具体的に何かに追われている訳ではないのに、周りを気遣う余裕もなくなっている自分が、好きになれない。 それは、何となく自分のマインドセットが原因のような気がしていた
ゴールデンウィーク休みに、スキューバダイビングのライセンスを取りに伊豆へ行った。 空気の入っているタンク、潜行のための重り、ドライスーツなどの器材の陸上での総重量は約25kg。これをビーチで身にまとい、息を切らしながら入水する。 水に入ってしまえば重さは浮力で相殺されるものの、今度は波と浮力に対応することになる。 水の中でたくさんの器材を身にまとった体は、まるで着ぐるみを着たマスコットのような、陸上でのそれとは比べ物にならないくらいゆっくりで不器用な動きになる。 当た
YouTubeサーフィンをしていたら、新しいボスキャラの名前に遭遇した。 その名を「Moloch」 それは、イギリスのプロポーカープレイヤー、テレビ司会者、サイエンスコミュニケーターとして活動するLiv Boeree氏が提唱する「効果的利他主義」という考え方の中に登場する。 Boeree氏によるとMolochとは、社会における個人/集団の競争を表す比喩的な存在であり、個々人の目標の追求が全体の利益の破壊につながるという, なんともたちの悪い奴とのこと。 Boeree氏
幸せって? その答えを探す方法として、人生を、ダウンロードしてプレイするゲームと捉えてみる。 あなたという本体に、一番最初にダウンロードするゲームを選択する自由は、あなた自身にはない。 生みの親、生まれる時代、置かれる環境、誰もが選択の余地なく受け入れるそれらを基本設定として、私も、みんなも、歴史上の、世界中のだれもが、それぞれのゲームのスタートボタンを誰かに、何かに、押されてきた。 スタート段階でダウンロードされているゲームには、攻略すべきクエスト、それを達成するため