太陽さんさんぶんぶん
日傘がないとだめな季節に突入してきた。ひどい。いやだ。いやだいやだー!と駄々をこねたところで太陽は何の事はない。さんさんと照る事をやめない。花や木々の緑は太陽の光を嬉しそうに見て輝いてる。
わたしもチューリップだったら太陽が嬉しくてたまらないだろう。でも私はチューリップでもないしヒマワリでもない。もちろん黒く焼けてナイトプールで盛り上がれるギャルでもない。日陰を探して日々歩いてる。
なぜ?それは太陽がこわい。あのさんさんと照りながら私を見る太陽がこわい。太陽がこわくなったのはいつからだろう。。
小学生のころは太陽がこわいなんて思いもしなかった。夏休みは毎日プールに行き真っ黒に日焼けして騒いでいた。そうだ。私はギャルだった。夏を恐れぬギャルだったのだ。
中学生のころも選択授業で体育を選ぶぐらいギャルだった。1日普通の授業でプールしてまた選択授業でプールに入るようなプールで喜ぶギャルだった。
それがいつからだろう。日陰を探して歩くようになったのは。
これが成長ということなのか。もしくは大人になったということなのか。悲しむべきか喜ぶべきか。それすらも分からない。
ただ私は日陰を探して歩くだけ
太陽はいつも大きく私を照らすだけ
あれ、いつも照らしてくれる太陽。なんだか太陽が好きになってきたぞ。明日から太陽に手を広げ太陽を浴びて楽しめるかもしれない。。
いや、太陽の事は好きでも
できない事もある。
私はこれからも日傘をさして日陰をつくり生きるだろう
そうしてこそ太陽を好きでいられる
夏を乗り越えられるのだ
いよいよ暑くなってきたなと思った今日のnote
2023.5.13
太陽さんさんぶんぶん