夫婦で仕事が「終わった~」と言えるタイミング
夫の役割、妻の役割、どこまでが1日の仕事なのだろうと考えると、私は夫婦同時に「終わった~」って叫びながらゴロゴロできるタイミングまでが仕事であると考える。
これはサラリーマンである私と、
妻は専業主婦の、わが家の考え方である。
私の目線で「ただいま~」と帰宅したタイミングは、1日の仕事の終わりではない。あくまでも、外での仕事が終わっただけである。
食事の準備、子育て、片付け、明日の準備など、家庭内の仕事は終わっていない。
そこで私は家に帰ってきてから、どうするかというと、
「何すれば良い?」
って聞いて、お手伝い開始。
家に帰ってきたら、とたんに指示待ち人間になることができる。これはこれでラクなのだ。
ちなみに、会社では上司もいれば部下もいる立場なので、当然指示を受けることもあれば、指示を出すこともある。
わりと、指示を出す機会が多いため勤務中はフル回転で仕事の事ばかり考えている。
だから、家に帰ると指示待ちがラクという考え方になってしまうのかもしれない。
あと、妻に指示を出されることを当たり前とも思っている。
家のことを一番知っている人は妻だと認めているからであろう。
こんな考え方でかつ、家庭でも家事・子育てをこなし、協力的な夫である。
…とかっこよく表現もできてしまうのだが、実際は、家の中のことは妻に任せっきりになっているだけなのだ。
動きが悪い、もっとしっかりやって、と言われるのは日常茶飯事。とくに子供のことをぜんぜんみていない、とダメ出しばかりである。
さて、家事の内容は毎回指示が出るかというと、そういうわけではない。
なんでもかんでも近くにいて手助けすれば良い、ということではないらしい。
ただ近くにいて、要領悪くウロチョロしてしまうことは、妻にとっては「邪魔」となるみたいだ。
最終的には、なんとなく「空気」を読んで、さりげなく自分だけの自由な時間をいただく。
もちろん、指示無しでこなす必要のある「絶対的な役割分担」は存在している。
そのため、手伝うことと自分の役割をこなすことのバランス配分に非常に気を使う。
ちなみに、絶対にこなす必要のある役割分担は
・自分と、子ども4人の水筒5本を洗う
・自分の昼食用のお弁当箱を洗う
・長男、三女の歯磨き(仕上げ磨き)
である。
(結構激しい…)
これらの分担をこなし、特別な指示がなければ「私目線」からの仕事は、終わったことになるのかな。
でも、妻が「終わったー」とおたけびをあげないうちは、こっそりと様子を見てるわけである。
話は変わるが、どうしても気になっていることがある。
それは、いまだに家庭内の仕事は女性がこなす割合が多いという事実である。
考え方は家庭それぞれであることも理解している。
私の考え方は、
妻のことは「妻」であり、
「家事代行」さんにお願いしているのではない
ということだ。
私が仕事から疲れて帰ってきたら、
「自分と同じくらい疲れているかもしれない妻」
が家事をこなしている。
これは、助け合わねばならない。
あ~疲れた、今日ご飯なに?
ではなく、
あ~お互いに疲れたよねっ、
ご飯いつもありがとうね。
今日はごはん○○なんだね。
こんな声かけをしていきたい。
ということで、今日も妻と同じタイミングで「終わった~」って宣言してゴロゴロしたいのだが、現実はどうかな?