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音楽科の視点と国語科の視点

放課後、職員室に戻ると、英語科の教員から声がかかりました。
「今週末、英語スピーチコンテストがあるのですがリハーサルをするので、時間がある先生は聞いていただけますか?」

私の担当している2年生が3名出場するということなので、ホールへ。
3人のスピーチ、堂々としていて立派でした。
私が学生の頃、このように英語で主張などできなかったはず…

もっと上手に表現できるようにと私なりにアドバイスをしました。
一緒に聞いていた音楽科の教員、国語科の教員もアドバイスをしていました。
その視点が面白いこと…

音楽科のアドバイス
生徒が吹奏楽部ということもあり、吹奏楽部で指導していることも踏まえて話し始めます。
・文と文の間に、きちんと間を取ると良い。これは音楽で言うところの休符。
・文の中で文節を区切るような間は、8分休符のように取ると良い。

休符と記号がいまだに結びつかない…


国語科のアドバイス

国語でのスピーチ指導では、話すときの視線を指導したとのこと。
・聞いている人の頭の上にリンゴが乗っているとイメージします。そのリンゴを順番に見ていくように視線を動かせると良い。

2人の見ている世界が、私の見ている世界と違っていて、とても新鮮でした。
このように、中学校では専門性の高い教員が集まるので、見ている世界も独特。
違った世界の見方を知ることができる点が素敵だなと感じました。

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