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キャリア教育(湖西市岡崎小学校6年生)

9月9日、月曜日から始まる週。
今週、地元、湖西市の岡崎小学校で6年生を対象に職業講話の特別授業が行われます。

いわゆるキャリア教育です。

参加する企業は、当社を含め4社。
4つの教室に分かれ、複数の班に分かれた6年生の子供たちに、会社や職業の話をします。

当社は、『エンジニア(技術者)になるには』というテーマで1回、20分の授業を行います。

会社として請け負ってきた仕事の一部ですが、船舶に付帯する装置であったり、AIロボット10台を組み立てて、動くようにすることでした。

これをブラックジャックのようなビジネスモデルと呼んでいますが、人によっては一貫性がないと、言われることもあります。

当社が請け負ってきた仕事の一例

呼ばれた理由

一言で言えば、

失敗したからと言って、
悲観せず前を向き続けて進んでいると、良いこともある。

こんなことかもしれません。

私は中学卒業後の進学先に豊田高専を希望していました。
しかし、努力が足りず、学力も伴わなかったため不合格。

公立高校の入試を経て三年制の普通科高校に進学。

その後、豊橋技術科学大学を経て機械系エンジニアとして就職しています。
月日は流れ、不合格になった年から35年後、豊田高専の非常勤講師として後進の指導に当たっています。

入学は叶わなかったけど、その後、真面目にエンジニアとして腕を磨いた結果、先生として、その学校に行くことができた。

職業ではなく、
行きたい企業や学校の仕事が出来るようになった。
そんな実話を聴かせたかったのかもしれません。

珍しい人生の標本かもしれません (キャリア)

本当の話

実は、最終目標は豊橋技術科学大学に進学することでした。

そのために、高専を卒業する時、成績が優秀であれば、豊橋技術科学大学の3年時編入枠に推薦してもらえる可能性がありました。
当初は、その道を考えていました。

しかし入学試験で、その道が閉ざされたので、普通科高校に進学し、3年後に共通一次を受験し豊橋技術科学大学の1年生として入学しました。

高専進学が目標なら、落ち込みはひどいのですが、最終目標が豊橋技術科学大学への進学だったので、別の方法を選択したまでだったのです。

その選択肢を中学生3年生の時に考えて準備し、行動していたことが驚きだったのかもしれません。

いよいよ今週です。

現在は、従来のように、特定の企業に就職し大学で学んだ事、取組んだ研究に関係ない仕事に打ち込む人生もあります。
一方で、プロジェクト参加型の仕事の仕方もあり、こちらは自分の専門性を活かした仕事の仕方として、現在、認められつつある働き方です。

社会に貢献する働き方も提案され、実現する若い人たちもいます。

多様な働き方。多様な生き方があることを紹介したいです。

未来に生きる子供たちには、ネットの情報に左右されず、こんなことを考えてもらいたいですね。

未来の仕事 (若い皆さんに取組んで欲しい事)

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