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映画を子供と一緒に共有出来ることは素晴らしいーNo.1ー
高校生になった長女が、映画好きになりつつある。母親としては趣味を一緒に共有出来ることが嬉しい。彼女が受験勉強中に次女と観た映画を長女にも観せたくなった。その映画は『トゥルーノース』(2020年製作の映画)だ。12歳の次女がこの映画を観た後の余韻に長い時間、衝撃を受け浸っていたからだ。
北朝鮮強制収容所の過酷な環境で生きていくお話だ。
もちろん英語と字幕で鑑賞。
次女はこの映画を観てこの世の中にはこんな世界があると知ると、なぜそこに住む人達は救われないの?この現状をたくさんの人に広めたいと言ってきた。
十人十色の考えや思いをシェアできることは素晴らしいと改めて思った。子供ながらに感じることがあるからだ。
考えさせられるし、親としては、子に何を伝えるべきか、、、
質問されると一瞬戸惑う。
残酷な世の中で仲間や家族を思い成長していく姿は胸を痛めるけれど、思いやりを感じるし、いまだにあるこの現状を知ってもらう勇気には感動した。
長女はアンネの日記が小学生の頃から大好きだった。そんなアンネの時代に重ねて鑑賞したようだ。
監督の清水ハン栄治氏が、収容体験をもつ脱北者の生存者証言を参考に描いた作品は10年の歳月をかけて作り上げた長編アニメーション。彼がまた、インドネシアのアニメーターの才能を見出し合作した理由や監督が込めた思いがとても印象深い。
素晴らしい作品に出会うと、その作品に携わった人たちをそしてその監督を好きなる。今後の作品も観たいと思う。そして応援したいと思う。
今後も考えさせられる映画を子供と共に共有したい。
子供と一緒に”今ある現状”に向き合える作品に、
ありがとう、と言いたい。