高齢ご夫婦が、自宅兼店舗で営業するレトロ喫茶店
先日近所の昔からの喫茶店に入った時のメモ
席数は約30席。
お客のほとんどは常連の高齢者。
立地的には近所に昭和時代からの大規模団地がある。
高齢者が散歩がてら毎日立ち寄るには程よい距離感。
モーニング付きでホットコーヒーは400円。
モーニングは、半分にカットしたバタートースト1枚と茹で玉子。
営業開始はおそらく8時からかな?
新聞3紙と週刊誌が3誌くらい。
テーブルの上にメニューがないところからランチはやっていたとしても日替わりランチくらいかもしくは食事の提供はパン類のみかも。
これで1日どの程度の売上があるのだろうか?
お客はおしゃべりや新聞を読んだりと比較的滞在時間が長い。
コーヒーチケットあり。
記事を書いているこの時間で店内の客数は10名程度。
僕が入店してから約30分、退店したお客はまだいない。
滞在時間は1時間強といったところか。
一人の男性客が入るなり「また後で来るわ」と踵を返した。
相席やカウンターには座りたくない人なのか、嫌いな人がいたのか。
マイナンバー保険証の話で盛り上がっているグループがいる。
皆高齢者で耳が遠いのか声が大きい。
選挙が近いから自民党の話も出てくる。平日の昔ながらの喫茶店は面白い。今店内にいる高齢者の貯蓄額の合計はいくら位なんだろう?
また、年金額はどの程度なんだろう?
賃貸だろうか?分譲だろうか?
一口に高齢者と言っても見た目で実情は測れない。
今気付いたけど店の駐車場は5台分、結構広い土地だ。
角地の店舗なので、この土地の価値だけで3000万円は下らないのではないだろうか。
日当たりの売上が平均約2万円として週1日休みということは営業日数は25日。
月の売上は約50万円、年間600万円。
高齢夫婦が国民年金をもらいながら自宅兼店舗で食っていくには十分です。
経費として掛かるのは原材料費としてコーヒー豆、玉子、食材、電気、ガス、水道。
高齢者が集う場所なのでWi-Fiはなさそうだし、無くても問題はない。
僕も定年退職したらこんな風に暮らしたいとも思うけど、飲食店は大変だからな~。
ということで、今回はここまで。