narasuのジャケット写真
ジャケット写真作成
sunoで作成した曲をnarasuを通じて配信し始めた当初は自分が撮影した失敗写真をトリミングして使用していたけど、さすがに失敗写真のみを探すというのもこれはこれで難しい。
「失敗」で検索してもヒットする訳もなく目視で探すことになるんですが、何十万枚とある中から選ぶのは難しいし、失敗写真全てがジャケット写真に使える訳でもありません。何も考えず機械的に選ぶことも可能ですが、一応自分の作品のジャケットなので納得したものを使いたいものです。
そこでたどり着いた結論がGoogleのATK(AI Test Kitchen)のImageFXです。
一番の利点は正方形の画像が作成できることと曲名(但し、英語)を画像に入れられること。
欠点
先ほども書いたようにsunoで作成した音楽をnarasuで配信し、そのジャケット写真をImageFXで生成しましたが、欠点があります。
人物写真をジャケットに使用した曲が軒並み差し戻しになり、差し戻し理由を確認すると、使用許諾が必要とのこと。
どうやらAIに生成してもらった人物の写真は使わない方がいいらしい。
narasu側から使用許諾契約の書類提出を求められても、存在しない人物だから許諾の取りようが無い。
それに生成した画像に文字入れをする場合、日本語を正しく入れることは現状難しいようです。
作成時の指示文(プロンプト)も日本語はやや??といった結果になる場合があります。やはり英語圏のサービスです。
郷に入っては郷に従えということで、生成時は一度すべて英訳してます。
sunoのPersonasに使用した画像
Personasというのは、曲を生成した時に気に入ったボーカルを自分専用のボーカリストとして登録しておけるsunoのサービスです。
その際にボーカリストの画像を登録できます。
以下は僕が登録したPersonasの一例です。
こういった人物のイラストは使用許諾を求められる可能性があるので、ジャケット写真に使用しない方が無難です。
でも、sunoのPersonaは大丈夫みたいなので使用しています。
narasuのジャケット写真
では、narasuのジャケットに使用した画像も何点か紹介します。
これらの画像を作成する労力を考えれば、プロンプト作成の労力なんてものは知れてます。
僕が生成したものだけでもこれだけのバリエーションがありますので、人によってできるものは様々です。
同じプロンプトを使用しても同じようなものはできませんが、ATKのシードをロックすると似た傾向の作品が生成されるみたいです。
今後
ATKについては、間もなく動画生成のサービス(VideoFX)も始まるようなので、それが可能になったら作った曲のMVを生成したいと思います。
まとめ
まだAIについては現実的に様々な問題もありますし、否定的な声もありますが今まで出来なかったことが出来るようになるというのは個人レベルでは、単純に楽しいです。
それにAIを使ってみると万能ではない事にも気づくはずです。
自分の思い描くイメージを具現することは難しくノウハウも必要ですし、それなりの手間と時間もかかります。
また、ワンストップで全てを網羅したサービスはまだ満足いくものはなく、あってもサービス自体高額です。
ただ自分の創作活動の一部に取り入れることで、自分だけでは思いつかなかったような物が生まれる可能性があります。
便利なものというのは使い始めると戻れないものです(リモコン効果と言うらしい)し。
でも、noteを書く為にAIを使う気に全くならないんですよね、いまのところ。
不思議です。
ということで、今回はこの辺で。