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青、白、万緑 六甲高山植物園

結婚して、たぬきちの1番変わったところは、遊びの行き先について、あまり調べなくなったこと。

子連れでの遊び先や、お得な旅程などについて、入念な下調べをして、家族や恋人、友人をナビゲートしている友人、知人も多い。

結婚する前のたぬきちもそうだった。しかし、たぬきちの場合は、「旅の計画にワクワク」というものではなく、「何か見落としてはいけない「失敗したくない」そんな思いだった。

そうして旅の計画はいつの間にか、「自分の実力が試される」緊張感を持ったものになってしまった。

そんなわけで、結婚してからは自分で計画して、どこかに行こう!という気にならず、いつもパートナーが計画してくれ、そこに訪れることが定番になった。

もちろん文句は言わないことがマイルール。

そんな夫は、旅行の計画をガチガチに決めないタイプ。交通や宿泊場所は抑え、「あとはどうする?」ということが多い。

今年の夏もそうやって決めた六甲行き。「何があるかな?」と当日の朝、宿泊先に置いてあった3年前!のレジャー雑誌をパラパラとめくって、情報収集をした。

「六甲高山植物園」ってのがあるからここでいいんじゃない?なんて調子。

植物園と聞いて、「温室」をイメージしていたのが、入園して驚いた。六甲の高山の気候を活かした屋外の植物園だった。

万緑の季節で、花は少なかったが、博物館」というよりも、手入れが行き届いた「庭園」のような美しい場所だった。

タイトル :青、白、万緑


園内には上皇が皇太子時代に来園されたことを記念して命名された「プリンス・ブリッジ」という小さな吊り橋が。

現在の吊り橋は3代目


「こういう場所だったんだ!」

情報過多の時代に情報を得ずに行動することで出会う感動。

残念ながら、もはや涼しい場所ではないが、万緑と抜けた青空の素敵な植物園です。


六甲高山植物園は

植物学の第一人者・牧野富太郎博士の指導を受けて1933年6月24日に開園し、1955年に博物館相当施設の指定を受けた。
(中略)
園は海抜865mに位置するため年平均気温は北海道並の約9°Cである。この気候を利用して世界の高山植物、寒冷地の植物など約1,500種の植物を栽培している

wikipedia

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はたらくたぬきち
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