網屋初の女性社外取締役になりました!
こんにちは。
この度、網屋初の女性社外取締役として4月からお世話になっている権(ごん)と申します。
HP上ではかっこよく写真を撮っていただいて内心ドキドキしておりますが
実際に社内で直接会う方々も限られているので
カンタンな自己紹介などをお伝えしていけたらと思っています。
こんなところで育ちました
神奈川県の農業専用地域で生まれました。
近所の友達は500メートル先のお家というくらい、ヒトよりも鶏や豚、田んぼがいっぱいのエリアで育ち、中学から一貫校に進学し、あぜ道や山道を通りながら学校に通っていました。
卒業してから大学までは受験もなく、商学部に在学していたため税理士資格取得を目指して大学卒業してからも就職活動はせずに専門学校に通っていました。
その後会計事務所に入所。個人のお客様向けの戦略的なタックスプランニングの醍醐味に触れ、会計・税務だけでなく金融まで精通したいと思うように。
20代後半で米系証券会社に就職
一発奮起して、プライベートバンカーになりたいと思い、ファイナンス専攻の大学院に行き、米系証券会社に就職。
そこからは毎日働きすぎてもう記憶がありません。
が、毎日尊敬できるお客様の元に通い、自分の知識がお役に立てることがうれしくて、日々あっという間に時間が過ぎていきました。
保育園に落ちて専業主婦
30代半ばで出産して復帰しようとしたところ、ちょうど国会でも待機児童が課題となっていた年で、あえなく保活に失敗。
7年近くマネージャーでキャリアを作ってきたはずなのに専業主婦に。
わが子の未来のために無添加の食品会社を起業
離乳食から幼児食に移行する際に、安心・便利な幼児食の選択肢がなく、「子どもの食卓」を起業(現職)。
知識や経験もない中で周りの方々のサポートを受けて、調味料や冷凍食品などを商品開発。現在では伊勢丹新宿本店や紀ノ國屋、ビオセボン、ライフBIORALでをお取り扱いいただいております。
そんな私が人生を通じて心がけていること
何かを決めるとき、今でも証券会社時代にお客様からいただいた「出来ることではなく、やりたいことをしろ」という言葉が私の中で生きていて、それを追い求めてきてしまったため、なかなか人に伝えずらい経歴になっていますが、プライベートでは現在2児の母(小2、年長)で、絶賛子育中。 現在3社で役員として働いているので、朝の6-7時、夜の18―21時は仕事をしない!と子ども達と約束をして毎日仕事に育児にと奮闘しております。
女性として仕事と向き合っていると
自分個人ではない母や妻、娘などの役割に応じて、
仕事を一番に意思決定できない時が多々あって、その中でも仕事を優先しようとするとどうしても躊躇や罪悪感を感じるようなシーンもあったりしますが
網屋では特に女性初の社外取締役ということだったので、
ダイバーシティの中でもより女性の働きやすさへのフォーカスを心がけていけたらと考えております。
例えば出産後、外資系証券会社では8週間で育休から戻ってくる方もいて、
それだけ聞くとハードな仕事のように見えますが、
社内には女性の月のリズムに応じた有給があったり、
女性がパフォーマンスを発揮できるための仕組みが様々ありました。
すでに数名の女性社員とのインタビューの中で「会社の居心地がいい!」というお声をお聞きしてるので、今後も引き続き社員の方々にヒアリングしながら、実態に寄り添った働きやすい環境を提案できる様、心がけていきたいと考えております。
一度しかない人生なので、
思いっきりやりたいことに夢中になって、
お客様やチームに喜ばれる経験を通じて、
自分の中にたくさんの喜びが還ってくるような仕事ができたら人生最高ですね。
私もそうなれる様、精進したいと思います!
長々とお読みくださってありがとうございました。